菜園のキュウリが見たこともない大きさに成長していた。連日の雨で畑に入れない日が一週間以上続いたせいだろう。長さ40センチ。直径8センチ。重量は500gを越えていた。ある自治体のキュウリの出荷規格を見ると、長さ25センチ以下、直径重さは140g未満というから2倍近くあるのだろう。もちろんマーケットなどではお目に掛かることのないサイズ。もはや緑色の大根だ。ほとんどが水分でできているキュウリは水風船のように一日で大きくなる。これまでも収穫し損なって大きくしてしまったことはあったが、ここまでの大きさにしてしまったのは初めてだった。梅雨明け後だと里山のカラスが水分補給に食べてくれるのでそのままにしておくのだけど、さすがにこの雨続きではカラスでさえ目もくれない。
草の根広告社
「オバケキュウリって、なんて辛辣なネーミングなんだろう」
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