おはようございます。「オフパコ」という言葉に幻想を抱けないマクガイヤーです。
土曜日に50回記念オフ会を開催したのですが、大盛況でした。
参加してくれた皆さん、ありがとうございました。
また来年にでも開催しますので、今回運悪く落選された方も是非ご参加ください。
マクガイヤーチャンネルの今後の予定は以下のようになっております。
○10月27日(木) 20時~
「最近のマクガイヤー 2016年10月号」
いつも通り、最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。
お題
・『怒り』
その他諸々について語る予定です。
○11月3日(木) 20時~
「『聲の形』は何故素晴らしいのか?(仮)」
9月17日より映画『聲の形』が公開されており、興収約16億円、動員約125万人を突破と大ヒットしています。
本作は漫画『聲の形』を原作としており、原作が本来持っていた障害者の描き方や、京都アニメーションによる原作に忠実な映画化のクオリティも話題です。
そこで、『聲の形』の原作漫画と映画双方について2時間しっかり解説します。
○11月26日(土) 20時~
「最近のマクガイヤー 2016年11月号」
いつも通り、最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。
詳細未定。
○12月3日(土) 20時~
「ニッポン対ワクチン」
子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの副反応や、HPVワクチン薬害研究についての疑義、というか捏造報道など、ワクチンに関する報道や話題が盛り上がっています。
そこで、そもそもワクチンとは何か、どのように発明されどのように使われてきたのか、何故大事なのか、なにが現実でなにが虚構なのか……等々について今一度しっかり解説します。
○12月16日(金) 20時~
「最近のマクガイヤー 2016年12月号」
いつも通り、最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。
詳細未定。
○12月30日(金) 20時~
「Dr.マクガイヤーのオタ忘年会2016」
年に一度のお楽しみ!
2016年度のオタクトピックについて独断と偏見で語りまくります。
詳細は未定ですが、『ローグワン / スターウォーズ・ストーリー』について語ることだけは決まっております。
お楽しみに!
番組オリジナルグッズも引き続き販売中です。
マクガイヤーチャンネル物販部 : https://clubt.jp/shop/S0000051529.html
新製品乳首ポケストップTシャツ
同じく新製品スーサイドスクワッドTシャツ
思わずエナジードリンクが呑みたくなるヒロポンマグカップ
……等々、絶賛発売中!
さて、今回のブロマガですが、オフ会のことについて書かせて下さい。
そもそも自分は引き篭もりで人見知り体質なので、あんまりオフ会なんてしたくなかったわけですよ。
しかしですね、挨拶がてら参加した山田玲司チャンネルの映画上映オフ会が存外に楽しく、自分もやる気になったわけです。
これまでマクガイヤーゼミでは様々な映像作品を話題にしてきましたが、その中にはTSUTAYAにもなかなかDVDが置いていない、視聴し難いものもあります。それを解説つきで上映するオフ会なんていいなあ、と思ったわけです。
ただ、本当に上映できるかどうか分からなかったので、内容未定で募集を行いました。
数人くらいしか集まらないかと思いきや、なんと30人以上の応募がありました! ありがとうございます。
ただ、会場となるワニスタのキャパシティと、番組に出演してくれた関係者も招待する都合上、この中から泣く泣く15人を選ばさせて頂きました。また開催しますので、是非ご応募ください。
せっかくなので、皆をおもてなしする為にシリコントレイを使った焼きプリンを用意したのですが、新しいオーブンで作ったせいか、すが入りまくりました。
完全に病気の、ミレニアムファルコンや!
「差し入れ大歓迎!」と書いたせいか、参加者の皆様からは大量のお菓子を頂きました。あざーす! 気を使って貰って申し訳ないです。
また、以前番組にも出演して頂いた虹野ういろうさんからは、二次会にて全員に同人誌がプレゼントされました。太っ腹や!
上映した作品ですが、以下の通りです。
●『.50ウーマン(ハーフ・ウーマン)』
●『巨獣特捜ジャスピオン』第30話『赤い風船・青い風船 バルーンパニック』
●『巨獣特捜ジャスピオン』第36話『奇蹟を呼ぶ新しい生命(いのち)の輝き』
●アニメ『ジャスティス・リーグ』第31・32話『悪夢』
●アニメ『ジャスティス・リーグ』第45・46話『消えた英雄』
●アニメ『ジャスティス・リーグ』第49話『英雄たちのクリスマス』
ちょっと解説しましょう。
●『.50ウーマン(ハーフ・ウーマン)』
銃をテーマにしたオムニバス映画『KILLERS キラーズ』の一編。様々な監督による短編が5編集まった映画なのですが、この中で押井守が監督したのが本作です。
押井守といえば、長編では人間が人形で現実が幻想で虚構こそが本質で……みたいなのが垂れ流されるのですが、20分ほどの短編でそんなことやれないわけですね。
だから短編になると押井守にとっての本質が出てきやすいのですが、本作は押井が考える映画の本質――主人公が敵に立ち向かい、ピンチに陥るも、知恵と勇気でそれを解決する――が象徴的に扱われた名作なのではないかと思うのです。
どうしても50口径の銃による狙撃ものをやりたい、というのが企画の出発点でしょうが、押井守にとっての犬(バセットハウンド)の神聖さと、菓子パンの偏愛ぶりを頭に入れておくと色々と深読みもできたりします。
スタッフや関係者がエキストラとして出演する――内トラの楽しさも本作の魅力の一つです。鈴木敏夫が出演するシーンでは、皆爆笑していました。
●『巨獣特捜ジャスピオン』第30話『赤い風船・青い風船 バルーンパニック』
●『巨獣特捜ジャスピオン』第36話『奇蹟を呼ぶ新しい生命(いのち)の輝き』
マクガイヤーチャンネルではこれまでも度々若い頃の高畑淳子、特に『ジャスピオン』で演じた銀河魔女ギルザの素晴らしさについて力説してきました。
『ジャスピオン』29話で登場したギルザが始めてジャスピオンと直接対決するのが30話、ジャスピオンに倒されるのが36話です。
ジャスピオンを幻惑で惑わし、「カタブンダベルベカンカタブンダベルベカン……キケラ!」と呪文を唱え、口からフォース電流のようなビームを吐き、○○されても死なないギルザに皆びっくりです。
そんなに強いギルザがジャスピオンに倒されるのが36話ですが、ギルザ弱体化の原因に高畑淳子が今苦しんでいる状況と同じものを感じてしまいます。
また、こ汚いぬいぐるみであるにも関わらずマスコット扱いの宇宙の珍獣ミーヤが、マッドギャランやギルザを圧倒するほどの強さをみせピンチを救うシーンでは、皆が爆笑していました。
●アニメ『ジャスティス・リーグ』第31・32話『悪夢』
●アニメ『ジャスティス・リーグ』第45・46話『消えた英雄』
●アニメ『ジャスティス・リーグ』第49話『英雄たちのクリスマス』
実写映画ではマーベルに押されっぱなしのDCスーパーヒーローですが、アニメでは抜群にDCの天下です。
特に、アニメ『バットマン』を経て脂の乗り切った時期に作られた本シリーズの第二シーズンはどれもこれも傑作です。
リーグの中で唯一特殊能力を持たないバットマンが何故一番強いのかが証明される『悪夢』。
スーパーマンの強さはスーパーな特殊能力ではなく、どんな状況でも普通のこころを保てることだという『消えた英雄』。
唯一ポール・ディニが監督し、アメリカ人にとってのクリスマスの特別さが語られる『英雄たちのクリスマス』を上映してみました。
オフ会では話し忘れたのですが、『消えた英雄』はキリストの昇天と復活を、『英雄たちのクリスマス』は『クリスマス・キャロル』を原型としています。
また、『消えた英雄』に登場する宇宙の荒くれ賞金稼ぎロボは、元々スーパーマンのパロディキャラとしてのオリジンがあります。だからスーパーマンの代わりとしてジャスティス・リーグに入ろうとしたわけですね。
『消えた英雄』の葬儀のシーンは『ジャスティスの誕生』の葬儀シーンより出来が良いです。
「こんなに面白いなんて知らなかった!」という皆の驚きが嬉しい上映でした。
続編の『アンリミテッド』含めて、ネットフリックスやAmazonプライムで気軽に全話みられるようにして欲しいなあ。
二次会はいつも打ち上げを行っている中華料理店で行ったのですが、こんな機会もなかなか無いと思い、番組への要望や感想などを聞いてみました。
(この続きは有料でお楽しみください)