おはようございます。結局まだ『超スーパーヒーロー大戦』を観れていないマクガイヤーです。
先日の放送「最近のマクガイヤー 2017年3月号」は如何だったでしょうか?
若干飲み屋のグダグダ話みたいになったところもありましたが、『ひるね姫』『パッセンジャー』『モアナと伝説の海』……とひとしきり喋ることができて満足しております。
マクガイヤーチャンネルの今後の予定は以下のようになっております。
○4月1日(土)20時~
「実録SFヤクザ映画としての『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』」
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が4/2に最終回を迎えます。
この『オルフェンズ』、当初は『機動戦士ガンダム』の元ネタの一つだった『十五少年漂流記(あるいは『蝿の王』)』のアップデート版かと思われていましたが、どんどん東映実録ヤクザ映画のような趣となっていきました。ヤクザ映画もガンダムも大好きな自分としては見逃せない、そしてだからこそ一言も二言も言いたいガンダムになっております。『ガンダムAGE』とはえらい違いです!
そこで、実録SFヤクザ映画としての『オルフェンズ』について2時間みっちりお話するという放送を致します。是非ともAmazonプライムなどで最終回直前まで視聴した上でお楽しみください。
○4月29日(土)20時~
「最近のマクガイヤー 2017年4月号」
いつも通り、最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。
詳細未定
お楽しみに!
さて、今回のブロマガですが、ニコ生でもお話した『ひるね姫』について、改めて文章できっちり書かせて下さい。
●『ひるね姫』の宣伝
先日公開された映画『ひるね姫』は、日テレがスポンサードしていることもあり、日テレでCMが盛んに放送されています。
家族でテレビを見ている途中、このCMを観て、嫁が一言言ったわけですよ。
「こういう映画、いっぱいやってるよねー」
確かに、予告編だけ観ると、これまで日テレがスポンサードしてきたポスト宮崎アニメ映画、細田守や新海誠の新作アニメと区別がつかないかもしれません。
しかし、監督はあの神山健治です。押井守が主宰した「押井塾」出身であり、『攻殻機動隊S.A.C.』、『東のエデン』で名を上げ、『009 RE:CYBORG』でみなをドン引きさせた、あの神山監督です。
シネコンでマイルドヤンキーを満足させるために上映される、普通のアニメではないでしょう。
そういうわけで観に行ったのですが、期待を全く裏切られない映画でした。
●『ひるね姫』の冒頭
映画『ひるね姫』は、こんなナレーションから始まります。
「その国は国民全員が機械産業に従事し、24時間体制で車を作っていました……」
皆が車で工場に通勤するので、町はいつも渋滞です。渋滞で遅刻すると罰金をとられます。
他社の車やバイクで通勤しても罰金です。警備員のような衛兵に、給料袋から金を抜かれます。
これは……と思いながら観ていると、途中ではっきりします。
「姫」は姫でも、トヨタ王国のお姫様の話だったのですよ!