1:ゾルゲは世界的に、凄いスパイとなっている。歴史上の偉大なスパイ10人というとこれに入る。
2:そしてゾルゲ事件に関連し、多くの人が、死刑ないし獄死をしている。
3:一般にゾルゲは次の功績があったとされている。
(1) 関東軍にソ連攻撃の意図無しを知らせ、これによってソ連は極東軍をモスクワなど西部に回すことが出来、ドイツ軍を打ち破ることが出来た、
(2) ドイツ軍がソ連を攻撃することを、予告した、
(3) 日本軍をインドシナに行くように工作した。
しかし、総裁に検討をするとこれらは事実ではない。
(1) に関しては当時関東軍は大演習を行っており、とても日本軍はソ連を攻めないといえる状況ではない。ゾルゲは9月になって本年は日本軍の攻撃がないと報告するが、8月の時点でソ連軍を西に移動させる決定がなされている。
(2) ドイツがソ連を侵攻するという点においては、ゾ
コメント
コメントを書く過去の問題もあるが、今進行しているロシアの実態は、日本の方向性を間接的にロシアが支持し、体制の強化が露骨に進行している。
反プーチンデモが、10,000人を超えて行われたが、500人以上を拘束したようである。日本でいえば、反安倍デモを実施したら、拘束されるということである。このようなことが起きると、日本の言論封鎖の動きを正当化する理由づけになる。日本の体制強化が進もうとしているときに、タイミングよく北朝鮮がミサイルを日本海に発射したり、日本をけん制しているのか、日本の軍国化を後押ししているのか全く分からない動きが出てくる。ロシアのようにデモしたら、拘束する事態をみると、安倍政権の後押しをプーチンが行っているのではないかとのイメージが起きてくる。
孫崎先生の結論「軍国化に行くときに冤罪を作り、それを政治利用。大衆はこれを歓迎」は真実ですね。それに国際性が絡むと大衆は本当に熱狂する。昨日の照の富士が受けた「AWAY」の戦いは前日の「モンゴルに帰れ」という大衆の怒号に起因する。嫌露、嫌中は明治維新以来の日本の懲りない伝統的嫌悪感だが、ここにモンゴルが加わった。この大衆は村上春樹の最新作「騎士団長殺し」の絵の中に描かれている地下から顔を出した異様な風体の「顔長」とも言えるものでその一員たる小生も落ち込まざるを得ない。
行きたかったです!