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フレデイ タンさん のコメント

>>6
明解な語り口に基づくご指摘はとても爽やかです。2050年まで核心的な利益に踏み込まない限り中国は借りて来た猫みたいに大人しくするという見解は興味深い。その中国の核心的利益を私なりに定義しますとジオポリテイックス面では中国固有の領土に加えてロシア、中東、台湾、尖閣、南沙、西沙、北朝鮮となります。それぞれについて現況を観ますと、次のようになります。

米国とそれに同調する諸国がロシアを経済封鎖しているが中国は堂々とロシアを支援している。

シリアへのロシアの軍事介入に中国は肯定的である。中国海軍とロシア海軍は共にシリア沖で展開している。

続く
No.8
92ヶ月前
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    イラクが何故混乱したかを考えてみよう。 サダム・フセインは独裁者であった。しかし、サダム体制下、スンニー派とシーア派のすみわけがあった。しかし、現実には存在しない、大量破壊の危険を口実に、イラク戦争に入り、イラク国内を大混乱に導いた。 イラク国民にとって、①サダム政権下が望ましいか、②イラク戦争後のイラクが望ましいかといえば、圧倒的に前者である。 同じ状況はリビアのカダフィ政権の打倒でも起こった。 何故、こうした事態が起こっているか。 現地住民のためと言っているが決してそうではない。 では何故か。 大きい要因に2つある。  1: 軍事行動は米国の軍需産業に利益をもたらす。  常に、留意しなければならないのはアイゼンハワー大統領の離任の言葉です。 「、 350 万人の男女が防衛部門に直接雇用されています。私たちは、アメリカのすべての会社の純収入よりも多いお金を毎年軍事に費やします。 私たちは、こ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。