りゃんさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
カントはドイツ古典主義哲学(ドイツ観念論哲学)の祖とされている。『永遠平和のために』は 1795 年に出版。「いかなる国家も継承、交換、買収または贈与によって他の国家を取得できるということがあってはならない」「いかなる国家も。他の国家の体制や統治に暴力をもて干渉してはならない」等を主張している。この中で日本の鎖国について言及がなされている。
・われわれの大陸の文明化された諸国家、とくに商業活動の盛んな諸国家の非友好的な態度をこれと比較してみると、かれらがほかの土地やほかの民族を訪問する際に(訪問することはかれらにとってそこを征服すると同じことを意味するが)示す不正は驚くべき程度に達している。
・アメリカ、黒人地方 , 香料諸島、喜望峰などは、それらが発見されたとき、かれらにとっては誰にも属さない地であるかのようであったが、それは彼等が住民を無に等しいとみなしたからである。
東インドでは、かれらは、
私の主張のキモは
「かりに孫崎=カント路線で今後の国際関係をあつかった場合、核兵器や生物化学兵器で堂々と武装する国々・組織が大量に発生するでしょう。そうなった世界が現在よりも安全な世界ですか?」
というところです。
ご批判いただけるならば、そこに正面から切り込んでいただければ幸いです。
なお、「孫崎先生はカントの思想の一部を我々に紹介されているわけであって、国際紛争の解決の処方を論じられているのではありません。」というのは、孫崎さんがこれを書く世界情勢文脈から考えて、とてもそうは思えませんね。
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