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フレデイ タンさん のコメント

>>2
続き
貧農から出た青年将校たちは山縣たち元老の言うことを聞かなくなった。彼らは権力を欲した。山縣や西園寺はそれを大いに嘆いた。天皇制にも元勲にも敬意を表さない軍部の誕生はチンギスハーンの体制には無かった。そして、その神輿に乗ったのが東条英機なんです。

安倍氏たちは自衛隊を明治の軍みたいにしたいと考えているようだが、上記の正史を真面目に知れば、自分らの考えが滑稽至極だと分かる筈だ。

あの三島由紀夫が自衛隊の本館前で「決起しろ」と激を飛ばした時、当時の自衛隊諸君は「えへらえへら」笑ってサラリーマン自衛隊員そのものだった。私はそういうサラリーマン自衛隊で十分だと思うのです。日本人の生理の本質を知れば知るほど今のままで良いと考えますね。
No.3
67ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
ハーバート・ノーマンは一九〇九年生まれ。カナダの外交官。『日本の兵士と農民』(岩波書店、一九五八年)原著は一九四三年カナダにおいて「日本の徴兵制度―反動と侵略の前兆」の題で出版される。その引用。 ・この徴兵令は多年にわたる封建制度にすぐ引き続いて出来たものだけに、影響が非常に大きく、ほとんど革命的と言っていい程の法律であった。封建制度の時代には、武器をたずさえる支配階級が厳重に規定され、制限されていたのに対して、農民を主とする、武器をもたない被圧迫階級は、いやしい階級であるとか、武器を持たせるほどに信頼できないとか考えられていた。実際の所、普通徴兵制を敷くことは余りにも革命的な考え方であったから、それを最も頑強に提唱した大村益次郎は,一八六九年、兵部大輔の時、憤慨した同藩の反動武士に暗殺された位である。  ・この関係の内には、封建支配階級のごく一部分が農民を非常事態に対処するた
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。