『日本国の正体』では様々な外国人の日本観を収録しましたが、その一つ。
■解説
トルーマンは米国大統領(一九四五年―五三年)、日本の占領期と重なる。彼の著書『トルーマン回顧録』一・二(恒文社、一九六六年)から関連箇所をさらに引用する。
〈日本占領は予想以上に成功した。マサチューセッツ大学の著名な総長カール・コンプトン博士は、戦争中日本の科学者や技術者がどんな進歩を得たかを知るために日本である程度の時間を費やした。帰国するや彼はホワイトハウスに来て、私に占領について、非常に啓蒙的な説明をした。彼にまとめてもらった覚書きの内容は次のとおりである。
私たちは日本人が明らかに憎しみをもたず、また実際に私たちのやることに協力し、援助の手を伸ばしている点のすべてに驚いた。これは次の数個の原因によるものとみる。
一:日本人が劣等感を持っており、彼らはやったことを理解した事、
二:天皇が国民に協力を命じ
コメント
コメントを書く人間が住む世界には、「生老病死」があれば,「天災」(水害、風害,火災,地震)など人間の力ではなくすことができない現象がある。そのさまざまな現象の中で生活しているのが人間であり、偉そうに言える立場の人間なんていない。
その時代その時代に、生き方を適合して生きてきたのが人間である。
戦争に勝ったから、米国人が偉いわけではない。本来、柔軟な生き方を旨としており、生活破壊を伴うような冒険をしないのが日本人であるが、第二次大戦は、天皇まで巻き込み、負ける戦争を挑んでしまった。何故間違いをしたのか、さまざまな本が出ているが、はっきりした原因をつかむことができない。この追及が求められているのでしょう。
馬鹿にした日本に米国は貿易戦争で完全に白旗をあげてしまった。そんなレベルの人間のいうことなど参考にならないでしょう。
「次の数個の原因一、二、三、特に三の”軍人をボスとする封建組織の奴隷国”」、連中はよく見てるね。生計さえ保たれていればマッカーサーにへつらうのは大したことではないと見切っている。岸とか吉田とか児玉ヨシヲとかに会った時のマッカーサーの実感でしょうな。
三島由紀夫が怒るのも無理ない。彼らには英霊への哀悼もなく日本人としてのプライドのかけらも無かったのだろう。それにしても、単なる軍人たるマッカーサーの洞察には脱帽。今の安倍政権の子供っぽい振る舞い見てて、当時からちっとも成長してないのを実感せざるを得ない。
ドイツのメルケルはいろいろ取り沙汰されてはいるが、プーチンと戦争キチガイ化したオバマ/ヒラリーのタグの間に立って戦争回避を成功させた。今、中国と米国の関係がきな臭い。子供っぽい振る舞いにしか能の無い安倍政権に中国VS米国の間に立つことに於いて一体どんな能力があるのだろう。ゲルマンと大和の民度の差は如何ともしがたいのか。メルケルを真似ること不能なら、せめて、トルコのエルドアンみたいに米国に物申し、中東に一定の平和をもたらすことの出来たことから、学習し、アジアの緊張緩和に汗をかくことが出来る筈なのだが、その兆しさえない。
しかし、、今からでも遅くない。中国と米国がホットになれば、対中不沈空母たる日本列島は最前線になるのだ。新しい政治の潮流を作り、新しい政治家を早急に作らねば間違いなくえらいことになりまっせ。
>>2
彼らはアパッチ族、プエブロ族、他幾多のインデイアンを征服し、キューバ、メキシコを支配下に置き、ハワイのカナカ王国を滅ぼし、フィリッピンのタガロ族を支配下にして、大和民族との凄惨な戦いの結果、勝利し、大日本帝国を滅ぼし征服した。
ところが、お上は誰でも結構、食えればいい、という日本人に超驚愕した。今も、安倍政権の米国の威に絶対へつらう姿勢に、占領時代、吉田さんが帝国ホテルの裏口からひょこひょこ入って行ってマッカサーの副官に会い、日本人の要望を取りついでもらう姿勢と同じものを貴殿は感じませんか。
我々は小学生からせめて中学生にならねばなりません。オバマ政権時、対ロシア攻略で敗北した米国がトランプ政権になって中国を攻め始めた。日本人は日本列島が戦場になるのを口を開けて眺めている訳にはいきません。
以上のようなことを孫崎先生は暗喩としてお出しになってると貴殿は感じませんか?
>>4
何でも日本人は悪いという言葉を拾って来ればよいというものではない。その程度のこともわからない。情けない日本人だ。プライドを少しはもちなさい。
>>10 追記
あなたは理解していないとみており、追記します。
孫崎さんが最後に書いている「朝鮮戦争後の対日政策」で、バランスをとった話をしているが、あなたは全然理解していない。目があって見えないというより頭に入らないのでしょう。
朝鮮戦争を境にして米国の方針が大きく変わっている。戦後から朝鮮戦争休戦までは、平和憲法で日本を軍備なしの農耕国家として歩ませようとしたが、休戦協定後は「朝鮮戦争後の対日政策」のように自衛力を持った工業国家にしていこうとしたことが明らかであり、コンプトンが言っているように米国が日本を見ていないことは明確でしょう。
>>10
日本人としてのプライドがあるから、安倍政権に苦言を呈しているのですよ。日本人としての愛国心があるから、安倍政権を批判申し上げているんです。
情が沢山あるからこそ、こんなに古色蒼然の且つお金のかかる横田、横須賀、佐世保、嘉手納基地を受けれる滑稽を批判申し上げて居るんです。
周辺アジア諸国、世界中の国が米基地を受け入れる日本の愚かさを笑っている。強国同士の戦争はミサイル時代を迎えて出来なくなっておるんです。それに気が付かない愚かな日本のメデイアも大いに責任がありますが。
>>11
朝鮮戦争後、米国から、これではいけない、との思し召しがあり、自治を与えようとするGHQの計算も加わって、日本が歩き始める、、、、。そのことに、孫崎先生は、日本の原点を見て、嘆いておられるぞ。何故か、それは、自ら立ち上がって要求し、自分らの発想で勝ちってない、からです。
だから、と言って、あかんと私は言わない。当時の時代精神はそうだったに違いない。しかし、今だ、遅くても構わない。自立しよう。ということですがね。CHANGEさん!お分かりかな。
>>9
>>8
君の文章には、文脈が無いんだ。嫌味ばかり。自民党の国会での野次以下なんですよ。若いのに情けない。
>>14
他人のことを批判するのであれば、具体的議論にすべきです。あなたに言われたくないと思いますよ。
>>15
自民党の国会での野次は具体的議論に値しませんよ。CHANGEさん。お分かりかな。