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tako2008さん のコメント

>>36
ご意見ありがとう御座います。

当時は冷戦の真っ只中ですから、今以上に日中が啀み合って
いたと思われ、先人達は相当苦悩したのだと思います。

対立は解消したいが、互いに国内世論や党内の突き上げも
考慮しなければらない。そこで採った解決手段が棚上げ
(暗黙の了解)だったのでしょう。

先人達には、二律背反を解決するための「知恵」があった。

しかし、現代は「言った者勝ち」というポピュリズムの時代です。
「玉虫色の解決」というのが時代に合っていないのかもしれません。

もし仮に、今後も棚上げという解決手段を継続するのであれば、
国連の場で第三者(証人)がいる前で宣言するといった前代と
は違った工夫が必要かもしれません。

体面のことを考えると、なかなか難しいかもしれませんが。

> 中国の日本漁船3時間追尾が残念でなりません。

外交上のトラブルは、蓋を開けてみなければ何とも言えません。

10年前の尖閣沖で中国漁船と日本の巡視船の衝突事件、
当時マスコミは「中国が攻めてきた」と大騒ぎしましたが、
実際は漁船船長の飲酒運転が原因でした。

船長、衝突前に飲酒し泥酔状態、漁船衝突:
https://www.news24.jp/articles/2010/10/29/07169584.html

つまり、日中関係は酔っ払い一人の扱いに振り回されていた
ことになります。
No.38
52ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
私は外務省国際情報局長の時、月一回位の頻度で、米国情報機関の東京支局長とホテルオークラで朝食を共にした。特段仕事の話はなかった。国際情勢や、日本の政治情勢を取りとめもなく語り合った。 その頃、映画「プライベート・ライアン」がヒットしていた。監督はスピルバーグ、主演はトム・ハンクス。筋は次のようなものである。 米国はノルマンディ作戦を成功させたが、まだフランスの多くはドイツ軍の支配下にある。この時期、陸軍参謀総長マーシャルの下に、戦死報告が届く。ライアン家の四兄弟のうち三人が戦死したというものだった。残る末子ジェームズ・ライアンは一兵卒でフランスのドイツ軍支配下の地域にいる。ライアン家の四人が全員死んだとなると、米国世論に悪影響を与える。マーシャルは一兵卒ライアンの救出を命ずる。命令をうけた大尉は部下 6 名と通訳を連れ救出に向かう。この作戦に軍事的利益は何もない。結局ライアンは救出されるが、救
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。