フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
「音楽とは何か」。ショパンはこれに答えている。「ショパンが死亡する前の1949年
5月、結核の末期に入っていたショパンは、すでに作曲もできなくなり、階段も一人では降りなくなるほど衰弱していました(中略)。彼はピアノとは、そして音楽とは何なのかということを、はっきり言葉にしておきたいと考えたのです」「“音楽とはなにか”という本質についてまとめようとしています。
音によって表現される芸術は、音楽と呼ばれる。音によって思想を表現する芸術。音を操作する術。音によって表現された思想。音による我々の知覚の表現。音による思想の表現。音による我々の感情の表出。人間の定かならぬ(模糊たる)言葉、それが音である。定かならぬ言葉、(つまり)音楽。言葉は音から生じたー言葉以前の音。言葉、(つまり)ある種の音の変容。話すのに言葉を用いるように、音楽を奏でるには音を用いるのである」
以上は、 崔善愛著『ショパン』に引用
続き
翻って、日本の音楽の現状を見ると、政治的メタファーを持つ音楽がないですね。
私の眼には日本の今の現状はキューバ革命前夜の腐敗したバチスタ政権、ベトナム統一直前のゲンカオキ政権に酷似しているように見えます。勿論、権力の腐敗という点でですが。米傀儡バチスタ、米傀儡ゲンカオキ、米傀儡自民党。しかし、日本人の大半は苦が無いが如く大人しい。
大英帝国時代のシンガポールも実は楽観的な華僑が溢れかえり、政治抜きの生活に明け暮れていたのです。華僑は一応食えてて文化砂漠さえ気にならなかった。佳境にとってはシンガポールは解放区だったです。日本の今の現状と似てませんか?シンガポールは中國とインドを睨みつける最大の戦略拠点でした。日本は中国、ロシアを睨みつける米国の最大の戦略拠点ですから、文化砂漠は当然にして、日本人の多くにとって解放区ということになるのでしょうね。
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