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xyzさん のコメント

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xyz
>>5
 理想の追求はもちろんですが近代の失敗はまさにその理想郷の存在を信じていることそのものにあると思います。右派左派ともに西欧の啓蒙思想に基づく人類の力とやらを夢想しています。民主主義の概念はもっと幅広く、奥行きがあるべきでしょう。2さんもlilyさんも社会共同体の中で闘争を行うことを前提条件に組み込んでしまっています。
 イロコイ連邦、中世ポーランド共和国、etc...、人類史の中で共同体に所属しながら自己利益の極大化を目指すことを共通の目標に掲げない民主的な社会集団は数多く存在します。我々は中世を再建する段階に来ていると思います。経済的発展に基づかない社会体制を築かなければ待っているのは極小による全体への支配のみです。
No.6
141ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 最近の政治家、官僚、経済人、ジャーナリストには、日本国民と価値観を共有しているというより、米国の特定層と一体感を持ちたいという人々が増えた。  この人々の思考には一般国民にどういう影響を与えるという思想が欠如しているようだ。  安全保障では オスプレイの配備が典型的である。  TPPも同様だ。  この現象は不思議なことではない。   私の『これから世界はどうなるか』 にこの現象を解説したものがあるので、抜粋する。 植民地主義とは異なった「帝国論」が出ました。昔の帝国論は宗主国の植民 地支配です。新しい概念は支配される国の人々の一部が統治機構に加わります。   もう少し、2000年前後の帝国論を見てきたいと思います。   2000年、一つの衝撃的な本が出版されました。『 EMPIRE 』。日本では2003年に『帝国』という名で翻訳が出ました。イタリア人ネグリと米国人 ハートの共著です。「21世紀の共産党宣言」とすら言
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。