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中庸左派さん のコメント

>>11

>ロシアの戦争目的はウクライナ全土の属国傀儡化(あわよくば併合)であり(※)、これが不可能であることが明らになった以上、戦争目的の実現を勝利と定義するなら、ロシアの勝利はもはやない。

 この見解は、敗北を悟ったネオコンの「勝利の再定義」の範疇であろう。

 従って、上記の見解はネオコン的な敗北を認めたくない愚かな姿勢である。

 現在のロシア勝利を論ずる論者は、ウクライナ東南部のロシア「併合」が勝利の定義であると考えているだろう。もとから、ウクライナ全土のロシア併合は必要ないし、ロシア政府は一貫して東南部での作戦を重視してきた。そして、東南部の併合はかなりの確度で可能だろう。

 その上で、ウクライナの傀儡化であるが、めんどくさいから、ロシアはウクライナ全土支配は当初から念頭になく、親露政権樹立が目標であろう。

 政権を傀儡にするほうが、当然手っ取り早い。誰でもそう考える。

 だから、ロシアは勝利の対価として、その方向性に行く。

 最終的にはそこまで進むだろう。戦争が終われば、ウクライナは最貧国だ。ガタガタだ。ロシアに逆らえるわけがない。助けてくれる国はない。

 ネオコンシンパ、ウクライナ応援団はホントに蒙昧だな。

 まだ、現実が見えてない。見ようとしない。

 現実を診ない凡庸な悪。こうはなりたくない。
No.16
13ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。