tako2008さん のコメント
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信濃毎日「小説外務省―尖閣問題の正体」『元外交官が描く政・官の危うさ
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駐イラン大使まで務めたエリート外交官が実名で書いた小説。尖閣問題で適切な対応がとれない政・官のダメさ加減を生々しく描き出す。
小説とは言っても、外務省での著者の経験がふんだんに盛り込まれていて面白い。
米国の意向を代弁するグループが主流を占める外務省。それに批判的な意見を述べた主人公は「10年はやい」と傍流に押しやられる。
国の将来を見据えた外交はない。組織内の昇進だけが重大事。そんなお役所風景が浮かびあがる。
そこに尖閣問題が起きた。
尖閣は日本が「固有の領土」と思っているように、中国も固有の領土と考えている。
だから田中角栄の時代、周恩来首相と「棚上げ」で合意した。双方が声高に領有を主張したら衝突せざるをえず、国
>「棚上げ」で問題があるのであれば、どうしたらよいかと
>踏み込まなければ、単なる評論家に過ぎない。
仰るとおりで、私が8月3日の記事で、「旧棚上げ」を再現する
ことの問題点を指摘したのは、まさにそれなんです。
棚上げによる解決を行う場合、「歴史的記録」を保持させた上、
さらに「法的効力(国際条約化)」を持たせることが必要です。
もっといえば、私がここで訴えてる、中国の「親日家化戦略」と
セットで政策とすることで、より完全な効果を発揮します。
孫崎先生、どうか私の案を取り上げてもらえないでしょうか。
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