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oldjapさん のコメント

>>1
『今回の「集団的自衛権」は防備でなく、米国のための米国の戦争に、世界のどこまでも一体となって参加協力するということ』とおっしゃるが、そうなるとは言い切れないでしょう。日本としては参加できない作戦には、日本はできないというでしょうし、米国もその点はわかっています。それは日本だけ例外という訳ではありません。英国もイラク、アフガニスタンの作戦では国内にかなりの抵抗があり、すべて米国の思い通りになったわけではありません。どだい、「集団的自衛権」という言葉は国連の枠組みのなかでの国連参加国が持つ一般的な権利を定義したものであり、米国と日本だけを対象とした言葉ではありません。一方、日本は自前の軍事技術をほとんど持っておらず、主なものは全て米国から貸与されたもの、購入したものに過ぎず、その使用については米国に対して一定の義務を負っていると思われますので、米国を抜きにして日本が自衛の戦争をすることは現実的にあり得ません。またミサイルを一斉発射したら、すぐにミサイルは無くなります。また、ある種のミサイルのコンピュータプログラムのパスワードは米軍の管理下にあるので発射すら日本が勝手にすることはできないのです。したがって「集団的自衛権」を否定することは、現実的には防衛活動はしないということになります。それでもよいというなら、国土防衛は一切行わないか、自前の軍備をすることになるでしょうが、もし後者を選べば、日本はまた第二次大戦以前の日本に戻り、軍国化の道を再び辿ることになるでしょう。それがお望みですか?
No.8
120ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  『一期一縁』より  *******************************  一九五六年10月、現在昭和記念公園がある当時の北多摩郡砂川町に私はいた。  戦前の陸軍飛行場を接収した米軍立川基地の拡張に反対した「砂川闘争」だった。当時の宮崎町長を始め、砂川町の住民たちがこぞって反対し、安保条約に基ずく土地収用特別法による収用手続きのための測量に対し、体を張った闘争だった。  当初、砂川のお母さんや娘さんたちが、反対運動を展開し、デモを行い、座り込みで抵抗したが、すぐ警察機動隊に駆逐された。基地拡張に共鳴する労働組合や各種団体が加わったが、実際測量が始まると。それらの努力は雲散霧消して抵抗は微弱なものとなった。  砂川の婦人たちの間か「学生さんに応援してもらうことはできないものか」という声があがった。  そして、私に白羽の矢が立ち、学生達の総指揮官として砂川闘
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。