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tako2008さん のコメント

>>11
younghope さん。

福永文夫氏の講演は聴いておりませんが、お話を伺う限り、
私には、典型的な従米主義・護憲論者の詭弁に聞こえます。

 「アメリカの占領を日米合作で、
  アメリカにも日本にも利益をもたらした」

確かにそれは事実でしょう。しかし、

 「日米合作は大きなツケも残し、
  現在その後遺症で我が国は苦しんでいる」

という側面もあることを見逃してはいけないと思います。

>「安保」でアクセルを踏み、9条でブレーキをかけるから、
>車は正常に安全運転できる

私は改憲論者ですが、決してリベラル派の方々が思っている
ような危険な思想はもっていません。

アクセル(=抑止力)、ブレーキ(=自制力)と定義すると、

「自主防衛力でアクセルを踏み、中立主義によりブレーキをかける」

というのが私の理想としている自立平和主義国家・日本です。

残念ながら、非武装中立というのは成り立ちません。
軍事力による抑止力があってこそ中立を貫けるのです。

憲法9条を持たない欧米諸国や韓国といった米国の同盟国は、
過去に米国につきあい、多くの戦争(軍事介入)をしてきました。

しかし、はたして、憲法9条がないことが、戦争をしたことの
「直接的要因」なのでしょうか。

彼らは、「憲法9条がないから戦争をした」のではなく、
「米国の同盟国として戦争をした」のではないですか。

以前述べましたが、「卵が先か、鶏が先か」とう問題ではないかと。

本来、あるべき国の姿が、軍部の暴走、日米戦争、および敗戦
という歴史によって、歪められたのだと考えております。
No.14
115ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
『日米開戦の正体』で、私は次のように書きました。引用します。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++、   夏目漱石は『それから』で日本を牛と競争する蛙に例えて「もう腹が裂けるよ」と書いています  小説家は人間の真実を追求していますが、彼らが社会現象に目を向けた時、社会学者より、端的に真実を指摘することがあります。  夏目漱石がそうです。  夏目漱石は『それから』(1909年著)で、日露戦争後の日本を実に見事に描写しています。  ********************************* 「大袈裟に云うと、日本対西洋の関係が駄目だから働かないのだ。第一、日本程借金を拵らえて、貧乏震いをしている国はありゃしない。この借金が君、何時になったら返せると思うか。そりゃ外債位は返せるだろう。けれども、そればかりが借金じゃありゃしない。日本は西洋から借金でもしなけ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。