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フレデイ タンさん のコメント

>>13
続き
6.パリ襲撃は誰の利益になるのか?答えは簡単。ヨーロッパと米国の支配層が利益を得る。最近の中東からの避難民の増加でヨーロッパや米国で民主勢力が力を得て来始めて居る。支配層の立場が揺るがされ始めた。パリ襲撃後、案の定、支配層は異口同音に「パリ襲撃で全てを変えた」を唱えだし、流れを変えようとしている。米国ではドナルド・トランプとバーニー・サンダースが話題をさらっていたが、パリ襲撃後、ニュースにならなくなり、力を失っている。
7.パリ襲撃の大きな成果は西側支配層とワシントンの執拗なアサド降しへの道を作ったことだ。更にフランス、ドイツ、英国の民主勢力(フランスの国民戦線、ドイツのペギダ、英国の独立党)が権力を掌握する脅威をすっかり取り除いた。米国も助かった。今後大統領選でトランプとサンダースが主導権を握れば、支配層は力を失うところだった。パリ襲撃はこれから本格化するアサドの引きづり下ろしに大いに貢献することになる。
8.ローマ人の質問「CUI BONO」(誰の利益の為に?)への回答は上記で明らか。最後に一言、西側のメデイアには上記はタブーなのだ。

No.14
109ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
米国人にとって2001年同時多発テロ事件は悪夢である。  テロには過剰に反応する。 1:米国国民の反応 まず一般国民への影響を見てみたい。 ABC/ ワシントン・ポスト世論調査( ABC News/Washington Post Poll. Nov. 16-19. N=1,004 adults nationwide. Margin of error ア 3.5. ) 問:米国はパリ攻撃に対する軍事的反撃に参加すべきか  すべきー73%、すべきでないー23% 問: IS に対する空爆を支持するか  支持―73%、 反対―23% 問:地上軍の派遣  支持―60%  反対―37% 2:大統領候補の反応と影響  これを背景に、共和党においては、強硬発言を行う候補者に支持が集まっている。  まず一時後退気味であったトランプの支持が上昇、   11/16
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。