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フレデイ タンさん のコメント

>>10
続き
余談ですが、米国の銃規制は世界で注目されて久しい重たい問題です。それだけでも論じるに足るものです。ところが孫崎先生は最後の評価のところでトランプの政治キャンペーンの評価に力点を移してしまった印象を与えています。銃規制問題とトランプの扇動は別々に取り上げたほうが良かったと思うのです。更にもう一つ余談。世界でラデイカルに活躍するリベラルの政治ジャーナリストの間で略意見がまとまったテロに関する認識を次に記します。

「政治的動機によるテロ(孫崎先生も使っておられる用語)は21世紀に入って殆ど起こっていない。起こっているのは為政者側が謀って仕掛ける偽旗作戦に基づく無差別殺害である。政治的動機に基づくテロとはケネデイ兄弟の暗殺、2.26事件による重臣暗殺、第一次世界大戦の引き金となったオーストリア皇太子の銃殺、伊藤博文の銃殺みたいなものを言う」
ということです。

偽旗(false flag)による無差別殺害は陰惨なバイオレンスです。私は上記の進歩的なジャーナリストの認識を受け入れて居ます。
No.11
109ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A 事実関係;12月17日付ワシントンポスト紙「米国では銃は車と同じ位の多くの人を殺している( Guns are now killing as many people as cars in the U.S )」 . ・ここ60年の間で初めて火器と車はほぼ同じ比率で米国人を殺害している。これは the Centers for Disease Control and Prevention (CDC). が今月発表したデータによる。 2014年、他殺、自殺、事故を含め火器での死者比率と車(衝突、自動車と歩行者の接触等)は各々、人口10万人に対して10.3名の比率である。 ・この現象は1950年以降車での死者数が急速に減少したことも起因する。1960年代には自動車での死者は人口10万人に対して25名を超えていたが、半分以下に減少した。 ・他方、同時期、銃による死者数が上昇した。銃による殺害
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。