4月11日(土)にあった男子プロ大会は、なんだか今までとは違う雰囲気でした。
まず予選A卓、猿川さんがオーラス、バイマンツモ条件というほぼ不可能な条件を、強引にラス牌をツモって卓にたたきつけたところから異様な雰囲気に。
予選B卓は独走する金子さん以外の3者で壮絶な2着争い。連盟の若手プロ3名がたたき合いとぎりぎりの絞り合い。世界チャンピオンの山井さん、ラス前ラス目で親なのによく發でオリたなーと感心。マンガンのアタリ牌でした。
そして決勝。
猿川さんと森下さんがこんなに押すとは。佐々木寿人さんのリーチがかかってもバンバンバンバン、勝負手のときにはイーシャンテンだろうが3シャンテンだろうが押していくー。
一番しびれたのは、寿人リーチに金子さんも終盤追いついてバチーンと追いかけリーチ、さらに超終盤、残りツモ1回で猿川さんが二人に危険牌を切ればテンパイ。
解説席「さすがにこれは無理…」
バチコーン!
追いかけリーチ。
解説席「こんなに気合いの入った猿は初めて見た」
この局は流局でしたが、現場のスタッフはいつもは仕事をしながら見ているのですが、最終戦いつの間にかどんどん画面にくぎ付けになっていく人が多数。
麻雀は戦いが面白いです。
意地と意地をぶつけて「戦った」4名の選手の皆様、お疲れ様でした!
(優勝者のコメントなど、戦いの詳しい模様は近代麻雀5月1日発売号にも掲載予定)