あなたがどうしてもやめられない悪い習慣はありますか?
今年中に頭の中から無くしたい思考はどんなことですか?
今回は、家族に泣かれると断れないという方の相談をもとに、これから年末年始にかけて、悪い習慣を片付けてメンタルを強くするための方法について解説させてもらいます、
Q.すぐに泣いてしまうメンタルの弱い家族に対しての断り方や距離の取り方がわかりません。どのように接したらいいのでしょうか?
これはちゃんとNOと言った方がいいと思います。
自分が求めていないということをちゃんと相手に伝えないと、それはお互いにとって損になるだけです。
相手が泣いてしまうから断らないというのは、断り方としてもよくありません。
そうなると、相手が悲しんだりしている場合、全て言うことを聞かなくてはいけなくなってしまいます。
家族であればそんなことはないと思いますが、中には泣いたり悲しみの感情を使ってコントロールしようとしてくる人もいるかもしれません。
ですから、相手を傷つけることなくストレートにできるだけ最短距離で断ることができるテクニックを学んだ方がいいと思います。
これに関しては、理由をつけて下手に断るよりもストレートに断った方が相手の心に傷も付かないし、関係性も悪くなりにくいということが分かっています。
断り方について学んでください。
以上が、DaiGo師匠からのアドバイスでした。
メンタルを強くするためにやめるべき習慣
1.被害者意識をやめて主人公意識を持つ
2.自分を憐れむことをやめる
3.他人の目を気にして、他人に支配されることをやめる
4.他人の言動に反応して他人を責めることをやめる
5.やりたくないことをやって、やらせた相手を責めることをやめる
6.他人を気遣いすぎて自分の感情を抑えることをやめる
メンタルを強くするために、まずはこの6つのポイントについて解説していきます。
今回の参考でもありますが、コチラの本は、大切な人を立て続けに亡くしながらも、メンタルを強く保った著者が、どんなに不安を抱えていようが、自信が生まれてなかろうが、トラウマを抱えていようが、誰でもメンタルを強くすることができて、人生を変えることができるということを教えてくれる本です。
1.被害者意識をやめて主人公意識を持つ
自分は自分の力で未来を切り開くことができて、少しぐらいは余裕もあって、人を助けることさえもできるというような、自分は自分のままでいいと考えられる自尊心の高い人は、人生が良い方向に進みます。
ですが、自分はどうせダメなんだ、自分なんてどうせ・・・と考えたり、自分はダメな人間だから助けられるべきというような被害者意識は、とても辛い人生になってしまいます。
なぜかというと、自分を卑下すると自尊心はどんどん下がってしまうからです。
心理学的には、自尊心というものは、もちろんまだまだ色々なことに挑戦して成長していきたいけれど、今のままの自分にも結構満足はしている。改善すべきところも改善したいところも色々とまだまだあるけれど、今の自分を自分自身が受け入れることができている状態です。
だからこそ自分を受け入れるセルフコンパッションが大事になります。自分を受け入れることができれば、そのネガティブな影響を抑えることができるわけです。
唯一永遠に緩やかに、でも確実に、皆さんを前に進めてくれるのは、自尊心でありセルフコンパッションです。
2.自分を憐れむことをやめる
男性も女性もよくしがちなことで、悲劇のヒーローやヒロインをアピールしまくってしまう人が結構います。
過去の親の離婚や過去の借金というような話を誰も何も聞いていないのにいきなり始めて、自分の人生がこんなにも辛いということをアピールし始める人たちです。
これは同情を買いたくてしている人が結構いますが、これは恋愛においても一気に気持ちが冷めてしまう原因になります。
自分の人生がしんどいということをアピールすることによって相手に対して助けてほしいということをアピールしているつもりなのでしょうが、誰でもこのようなことをされても困ります。
相手がかわいそうだとは思っても、結局何もしてあげることはできないので、どちらにしても自分の居場所はないと考えるようになってしまいます。
3.他人の目を気にして、他人に支配されることをやめる
他人の目が気になる人が自分の決定に自信を持てない人です。
自分の決定に自信がないがゆえに、他人の目が気になってしまいます。
自分の決定に自信がないがゆえに、他人からの意見をすぐに求めてしまいます。
自分の決定に自信がないがゆえに、自分で決定しないで他人に決めてもらいたくなります。
これが他人の目が気になる人の正体です。
要するに、自分で意思決定をするのが怖いわけです。
自分で意思決定をするということは、それが成功であろうと失敗であろうと、そこから始めて調整していくことでしか人間は自分の人生を切り開いていくことはできません。
自己決定から試行錯誤が生まれ、それを続けることでしか人生は切り開いていけないということを覚えておいてください。
4.他人の言動に反応して他人を責めることをやめる
感情的に言われて、それに対して自分も感情的になり相手を責めるという人もいます。
ですが、結局のところ相手の行動が変わらなければ意味はありません。
説得に関して言うのであれば、感情的な言葉で責めれば責めるほど相手のガードは固くなります。
感情的になって責めると、かえって話を聞いてくれなくなったり、余計に話し合いにならなくなったりします。
穏やかな言葉を使ったほうが説得力が上がります。
強い言葉を使ってしまうと、説得されている感覚を受けてしまうので抵抗される可能性が高くなるだけで、意味はありません。
他人を責めるのではなく自分の罪を認めることができるのが本当に強い人です。
5.やりたくないことをやって、やらせた相手を責めることをやめる
これも結構多いのではないでしょうか。
当然ですが、自分がやりたくないことをやらされたからといって、それが本当に強制されていることでなければ、結局は自分の判断です。
相手を責めたところで意味はありません。
自分がやりたくないことや好きでもないことをする代わりに、その対価として、自分のやりたいことをできる可能性をもらえたりすることもありますし、自分のしたくないことであっても誰かの求めることを一時的にはすることが必要になることもあります。
誰かを責めるより、自分が本当に求めることに注意を向けて日々成長することの方が重要です。
そして、ある程度の成果やお金が手に入れば、それを使って悪魔から自分の魂を買い戻してください。
あとは自分のやりたいことをやればいいわけです。
6.他人を気遣いすぎて自分の感情を抑えることをやめる
人は、相手の感情が分からないとか、自分の感情を表に出さない人に対して怖いと感じます。
自分の感情を抑えて言いたいことを言わない人や、自分の考えていることを周りにアピールしない人、特にネガティブな感情を抑えるようなことをする人ほど、仲間に入れてもらえなくなりますし、敵もそんなにはできませんが、味方もできないということになり、結果守ってくれる人がいないというのは人生にとって大きなリスクになってしまいます。
大事なのは、自分の感情を出していくことによって自分の敵が増えるかどうかということではなく、味方が増えるかどうかということです。
自分の味方に対して目を向けていくようにしましょう。
ここから先は、現状維持をやめて前に進むための心理学、変えることができない過去に悩んだり、余計な思考に囚われることなく、自分の可能性を突き詰めるための心理学について、前半と同様に、そのポイントに絞って解説していきます。
今年もコロナの影響で守るだけの1年になってしまった、今年も去年と同じ目標を達成できず、来年こそは人生を変えたいと思っている方は、ぜひ続きをチェックしてみてください。