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一問一答「あなたは、毎日を楽しむために、どんなことを大切にしていますか?」【人生楽しむ心理学】
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一問一答「あなたは、毎日を楽しむために、どんなことを大切にしていますか?」【人生楽しむ心理学】

2023-01-17 12:00

    あなたは、毎日を楽しむために、どんなことを大切にしていますか?


    コロナ禍以降、多くの人が将来への不安を抱えストレスを感じながら過ごしています。

    そんな中、同じことをしていても、楽しめる人もいれば楽しめない人もいます。

    過去の経験は間違うと偏見や先入観を生み出します。

    そうなるとチャンスも出会いも失ってしまいかねません。


    今回は、人生を楽しむコツについての質問をもとに、同じ人生でもより楽しんで幸せに生きていくための心理学について解説させてもらいます。


    「Q. 人生を楽しむコツを教えてください。」


    好奇心を発揮することではないでしょうか。


    人間は新鮮なものにしか楽しみを発揮しないということがあります。

    常に新鮮さを感じられるように工夫するか、新しいものを探し続けて挑戦する好奇心が必要だと思います。

    好奇心を発揮することが人生を楽しむコツだと思います。


    以上がDaiGo師匠からのアドバイスです。




    同じ人生をより楽しむための心理学


    普段の生活が変わらなくても人生の質を高める方法はあります。

    意外と小さなことが人生の満足度を左右しています。


    お金と目標設定

    お金を追い求めることも重要ではありますが、あまり求めすぎるのも人生の満足度という点ではよくありません。

    金銭的野心が大きすぎると、それは現実とのギャップから不満につながり、余計に自己実現から遠ざけることになってしまいます。


    今の年収が500万円なのに、いきなり年収1億を目指しても苦しくなるだけです。

    これはあまりに現状からかけ離れた目標を掲げるのがよくないということです。

    今の現実を受け入れた上で、現実的に成長していける目標を掲げるようにしてください。


    まずは現状を把握した上で、そこから自分のベースラインを決めてください。

    例えば、読書でもまだ読んだことがない本をいきなり自分で読もうとするのは無理です。

    現実的に考えてどれぐらいのペースであれば読めるのかということを把握した上で、そこからスピードを10%ずつ早くしたり、読む量を10%ずつ増やしたりすることで、徐々に成長していくものです。


    この増やす割合としては、2回に1回ぐらいは成功するぐらいがベストです。

    半分は成功するけど半分は失敗するぐらいのペースで増やしていくのがちょうどいいです。

    ハーバード大学の研究で 、失敗と成功が半々の時に人は最もやる気が出るとされています。


    皆さんの今年の目標について、ここで少し振り返ってみてください。

    スケジュール帳などを見ながら、2日に1回ぐらいは成功しているのであれば、難易度としては最適だということです。

    それよりも成功頻度が多いのであれば、目標をもう少しだけ上げてもいいでしょうし、成功よりも失敗の方が多いのであれば難しすぎるので、少しだけ下げてもいいと思います。


    目標だけでなく期待度を高くしすぎることは人生の満足度を下げてしまいます。

    期待と現実にズレがあると満足度は15%低下してしまうという研究もあります。


    「足るを知る」という言葉がありますが、現実的に自分が持っているものに目を向けて人生を楽しむことを考えるようにしてください。


    成功体験にとらわれるな!

    人は良くも悪くも上手くいったことは続けることができます。

    逆に、一度上手くいってしまうと、同じところに執着してしまう時もあります。


    ビッグウィン仮説と言いますが、人は大きく勝利すると思考が凝り固まってしまうものです。

    ギャンブルについて調べた研究を見てみると、ギャンブルでも人は大当たりすると、どんなに負けが続いていてもギャンブルを続けてしまうということが指摘されています。

    最初に大当たりした人は72回もギャンブルを続け、最初に大当たりしなかった人は58回で切り上げたそうです。


    過去に成功するとその方法を続けたくなります。

    組織でも個人の仕事の方法でも同じことが起きてしまいます。

    自分の成功や仕事の方法に固執してしまうと、それ以降のチャンスを見逃してしまいます。


    これは投資でも同じです。

    たまたま投資が上手くいって、2倍や3倍に成長したとしたら、その成功体験は「自分の資産が2倍や3倍になる」ということを想像させます。

    1回の勝利に固執して同じ方法を続けるので、損切りできなくなったり、結果的に残念なことになります。


    煮詰まったら休憩せよ!

    レミニセンス効果と言われるものですが、休憩には記憶に残りやすくなったり学習効果を高めるメリットがあります。


    働く時間を減らせば減らすほど人間はもっと成果を出すことができます

    必死で毎日長い時間働いている人ほどうまくいかないのは、皆さんもなんとなくわかることだと思います。


    受験生でも、毎日必死に勉強しないといけない、そうすることでしか受験に合格することはないと強迫観念にとらわれて頑張っている人もいると思います。

    それではうまくいかなくなってしまいます。


    5分とか10分でもいいので上手に休憩を取る必要があります。

    とはいえ、ダラダラと休憩ばかりしていたり、休憩してもやる気が復活しないという人もいるのではないでしょうか。


    ウィーン医科大学の研究で、休憩を取った場合と取らなかった場合で、どのくらいパフォーマンスが変わって、どんな休憩の取り方がベストなのかということを調べてくれています。


    研究チームによると、当然ですが、休憩をとると労働時間や作業時間はその分減ります。

    ところが、一般的な仕事や勉強についての成果はプラス5%になっていました。

    そして、そのクオリティはプラス8%にもなっていました。


    休憩はやはりかなり大事なようです。

    休憩には、この成果やクオリティを上げてくれる以上のメリットもあります。


    この研究では、仕事終わりの疲労感も減少しています。

    休憩による疲労度の減少効果としては、その休憩をとった直後にしか得られないものだと考える人が結構います。

    休憩を取ったら、その直後の集中力が上がったりやる気が出るだけだと考える人がいますが、休憩を取った場合の方が、休憩を取らずに同じ作業量をこなした場合に比べて、仕事や勉強が終わった後の疲れ方が全く違います。

    休憩を取らないと、それにより疲れが溜まりやすくなってしまい、結果的に毎日のやる気を奪ってしまいます。

    自分の主観的な疲労度を軽減する効果もあるわけです。


    まず当然ですが、どんな休憩方法であっても休憩を取らない場合に比べて活力や認知機能が高くなり疲労感が減るという効果は確認されました。

    どんな休憩方法であっても休憩を取らないよりはメリットがあります。


    そんな中でも、最も活力がアップしたのは軽い運動を行う休憩でした。

    ストレッチや軽い運動を行う休憩が最も活力が高くなり、認知機能も高くなって頭の回転が速くなっていました

    さらに疲労感も減少していたそうです。

    受験生や頭脳労働をされている方は、休憩時間には軽い運動をするのがいいのではないでしょうか。


    休憩の効果を最大限に得るためにはそんなに激しい運動をする必要もないようです。

    研究チームによると、6分から10分程度のストレッチや軽いジョギングがベストだそうです。

    簡単なストレッチや軽い縄跳びぐらいでいいそうです。


    ジョギングのようにその場で軽くジャンプをするだけでもいいと思います。

    これだけでもかなりの回復効果を得ることができるそうです。


    1日20分で集中力1.5倍!

    瞑想によって集中力を鍛えることができます。

    アメリカのGRE(Graduate Record Examination)という日本でいうところの大学共通テストがありますが、瞑想することによって、このスコアも上がったという研究があります。


    瞑想は難しいという人もいると思いますが、小学生を対象に行われた研究もあります。

    算数のテストを行う前に10分間だけ呼吸に注目して簡単な瞑想をしてもらいました。

    それによって計算ミスが減ったりテストのスコアが良くなったということが確認されています。


    これはとても簡単で呼吸を21回カウントするだけです。

    自分の呼吸に意識を集中してください。

    余計なことを考えてしまってもいいので、それに気付いたらすぐにまた呼吸に意識を集中してください。

    息を吸って息を吐いたら1カウントです。これを21までカウントしてください。

    もっと効果を得たい場合には、21まで数えたらまた1から数えてください。これを繰り返すだけです。


    この21までというのが結構ポイントで、20のような切りのいい数字よりも21のように中途半端な数字の方が意識を集中できるそうです。

    別に23でも27でも構いませんが中途半端な数字の方がいいと思います。


    ちなみに、毎日瞑想するのが難しいという人は、1日にたった20分だけでもいいので、この方法で呼吸に集中する時間を作るようにしてみてください。

    これを週に4回行うだけでも、集中力が1.5倍になったという研究もあります。

    呼吸をカウントするだけですので、とても簡単ですし子供もできるのでおすすめです。


    成功は努力?運?

    成功した人を見た時に、皆さんはそれが努力によるものだと考えますか? 

    それとも 、運が良かった人だと考えますか?


    幸運に関する研究では、自分が運が良いと思っている人の方が視野が広がり結果的に幸運が舞い込む可能性が高くなるとされていますが、成功は努力の結果だと考えている人の方が、幸運によるものだと考える人よりも真面目にやるべき事をコツコツと続けて最後までやりきることができると言われています。


    成功するためには努力も大事だけれど、結局は運が大事なんだと考えている人は、最後までやるべきことに取り組む確率が減り、途中で投げ出してしまう可能性が高くなります。

    運も大事だけれど、結局努力の方が大事だと考えている人は、諦めることなく最後まで取り組むことができるので、実際に成功をつかむ可能性が高くなります。


    自分が運が良いと思うことが大事です。

    ただ、成功をつかむためには運よりも努力が大事だと考える人の方が真面目に取り組むことができます。


    ということは、皆さんが物事が上手くいった時には「努力した結果だ」と考えてください。

    そう思えるように、運に任せるよりも努力が成功につながると考えてください。

    年始にお詣りに行ったり神頼みもした人も多いでしょうが、運に任せる人は努力が続かなくなります。

    神様に誓いを立てるという人もいるでしょうが、どうせ誓うのであれば、自分の家族や同僚に公言したりする方がいいのかもしれません。


    人生を楽しむためのおすすめ

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    サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット

    一生お金に困らない人もいれば、とんでもない大金を稼いでもそれを一瞬で失ってしまうような人もいます。

    豊かになることよりも「豊かであり続けること」が大事です。

    貧しい状態から豊かになり、それを維持するにはどうすればいいのかということを教えてくれる本です。

    お金にはそんなに興味がないという人でも、お金について学ぶことができる素晴らしい本だと思います。


    ちなみに、この本と一緒に読むと、より人生が変わるであろう本も紹介しておきます。

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    DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

    人は死ぬ時に大金を残しても意味はありません。

    例えば 、死ぬ時に3億円を残したお金持ちがいたとします。

    そのお金持ちは、死ぬ前に3億円分の労働をしなくても良かったわけです。

    早めに働くことを終わらせれば、それだけ人生を楽しむことができたはずです。

    死ぬ時に3億円を持っていても、その3億円で明日を買うことはできません。


    ここから先は、恋愛や結婚で長く幸せに過ごす方法や、科学的に運気を上げる方法から本当に幸せになる方法まで解説していきます。

    今年一年楽しく過ごしたい方はぜひ続きもチェックしてみてください。

     
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