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一問一答「あなたが、毎日やるべきと思っていることは何ですか?」【超行動力】
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一問一答「あなたが、毎日やるべきと思っていることは何ですか?」【超行動力】

2023-06-03 12:00

    あなたが、毎日やるべきと思っていることは何ですか?


    今回は、将来の不安を感じながらも挑戦することができないという方の相談をもとに、行動力を上げて毎日を充実させるための心理学を解説させてもらいます。


    「Q. 将来が不安で少しでも早くいろいろと始めておくべきだとわかっていても行動できません。なおさら不安になって落ち込んでしまいます。アドバイスをお願いします。」


    誰でも人は悩むわけですが、いくら悩んでも前に進むことはありません。

    後から振り返って、「あの時悩んでよかった 」「あの時立ち止まってよかった」という人はいないと思いませんか?

    これは歴史に名を残した偉人たちでも同じです。

    行動できないときはこの言葉を思い出してください。


    行動こそが、悩みに効く唯一の薬である。


    同じような名言がたくさんあります。

    偉人たちが残した名言や教えの中には、「悩み」「迷い」「苦しみ」に関するものがいろいろとあります。

    偉人たちも成功者もそうでない人もみんな悩むのに、後から悩んだことをよかったと思う人は誰一人いないはずです。


    
要するに、人間は失敗を恐れたり不安でいろいろと悩むわけですが、その先のルートは2つです。

    悩んで悩みまくって結局行動しない人と、散々悩んだ結果、「これ以上考えても仕方がない」と、悩み尽くしたと、考え尽くしたと思ってとりあえず行動する人です。

    
大抵の場合、過去を後悔しない人は行動した人です。

    もちろん、立ち止まる時間も考える時間も大切ですが、結局、人は悩みを解決したいのであれば、とにかく行動するしかありません。


    例えば、有名な名言では、トーマスエジソンも同じようなことを言われています。


    悩みの解決には、仕事が一番の薬だ。


    同じような名言を残してくれている偉人はたくさんいます。
とにかく行動しない限りは何も変わらないと考えるようにしてください。


    以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。




    未来は与えられる物ではなく、獲得する物


    将来起業して自分の力で仕事を作って成功したいとか、今ある仕事で成功したいと思うのであれば、自ら行動してそれを形にするしかありません。
創造力もあってアイデアは思いつくけれど形にすることができない人は結構多いですが、それは自分の未来と結びついていないからです。

    
自分の創造性を現実的な方向に向けることができていないので、だから形にならないということです。


    自分がアイデアについて思いつきたいのであれば、自分の思考を遠い未来に飛ばしてください

    
一方で、アイデアを形にするために行動したいと思うのであれば、半年や1年以内の自分の計画に対して思いを巡らせてください

    
これにより創造性と行動力につながるモチベーションを手に入れやすくなります。


    皆さんは自分の未来を自分で選んで手に入れてください。
重要なのは、できるだけ早く決断して、その決断が正しかったと思えるような行動を繰り返すことです。

    
先延ばしにして決断が遅くなればなるほど、もしその決断が間違っていた時にはそれを巻き返すチャンスも減りますし、修正することもできなくなってしまいます。


    先延ばしをなくす後悔先回り法とは?!

    意志が弱い人ほど使える自分をコントロールするための画期的なテクニックを紹介させてもらいます。

    後悔先回り法と呼ばれるテクニックですが、これは上手に使っていただけると、普段から後悔することが多いとか、自分の意志の力が弱いと思っている人ほど、自分をしっかりコントロールすることができて、素敵な未来を掴むことができるようになると思います。


    参考にしている研究では、ジムに通って定期的に運動している人を対象にしています。


    多くの人が目標を掲げて取り組む中でも、最も目標達成が難しいことのひとつが定期的な運動を続けたりダイエットすることです。

    
参加者たちにジムに通って運動を行ってもらうわけですが、当然その中には途中で挫折してしまう人もいます。

    その挫折しそうになった時に、研究者はあることを試してもらっています。

    
「ジムに行かなかった場合、後でどれくらい後悔するだろうか?」と考えてもらいました。
これによってジムに通い続けることができる確率が高くなったということです。


    自分の意識と感情を未来に飛ばす!

    これが後悔先回り法と呼ばれるテクニックで、自分がやろうと思っているけれど、ついついダラダラとしてしまい諦めそうになっている状況で、自分の感情をもっと先の未来に飛ばします。


    僕たちは「やることがめんどくさい」と思っているときには、やるべき行動の前段階に意識が向いています。


    そうではなく、「行動しなかったらどれぐらい未来で後悔するだろうか?」と考えると、自分の意識や感情の時間軸を変えることができて、それによって圧倒的にやるべき行動を取れるようになります。


    これは仕事でも勉強でも同じです。
やるべきことがわかっているけれど面倒だと感じることは誰でもあります。

    それをしなかった時の後悔やマイナスについて考えると、人は行動できるようになります。

    
目の前にあることを考えるよりも、その目の前のことをやらなかった時の後悔を考えてください。
これだけで行動力は圧倒的に上がります。


    行動力を上げる手帳の使い方

    人は自分が過去にやってきたことややり遂げたことを見ると満足度が高まります。

    一方で、未来の計画を見るとモチベーションが高まります。

    つまり、意識をどこに向けるかだけで人は変わります。


    スケジュール帳には過去に自分が頑張ってきたことややり遂げてきた仕事など過去の記録も残っていますし、将来的に挑戦したいことや予定しているプロジェクトやプレゼンが書いてあると思います。

    自分の心理状態に合わせて、過去を見るのか?未来を見るのか?を変えてください。


    例えば、自分の気持ちが落ち込んでいるときや仕事のやりがいを感じないとき、自分の人生に満足感が足りないときや落ち込んでいるときには過去を見るようにしてください。

    過去の予定を見て、自分がこれまで頑張ってきたことや、小さな成功も含めて積み重ねてきたことに目を向けてください。

    それによって今の自分や生活に対する満足度が高まります。

    そうすれば前向きに物事を考えることもできるようになります。


    逆に、モチベーションが上がってきて、新しいことをやりたいとか行動力を高めたいと思うときには、過去ではなく未来に目を向けるようにしてください。


    将来やりたいことや新たに挑戦したいことについて計画を練ってみたり、今後控えているプロジェクトや未来の計画を見ることによって人はモチベーションが上がり、今この瞬間の行動力を最大化することができます。


    落ち込んでいるときは過去、行動力を上げたい時は未来。

    些細なことですが、毎日の気分や行動力を最大化できます。


    決断麻痺「それをやらなかったときにどれくらい後悔するか?」

    人は迷った時には「それをやらなかった時にどれくらい後悔するか」ということを考えると行動できるようになります。


    ところが、多くの人は心理的に真逆のことをしてしまいます。
ほとんどの人は「やって失敗したらどれくらい後悔するか」と考えてしまいます。


    そうすれば当然ですが行動するのが怖くなります。


    自分が行動しなかったことによって、どれくらい後悔するのかということに目を向けてください。


    それだけで大抵のことには行動する勇気が湧いてきます。


    現代人には完璧主義が増えています。
多くの人が完璧にこだわったり失敗を極度に恐れています。

    なぜ現代人にこのような人が増えたのかということについては、科学的にも諸説ありますが、例えば、SNS の普及によって他人との比較が容易にできるようになったということがあると思います。


    
この完璧主義がひどくなると決断麻痺という状態になります。
結局のところ、やるということを決めているわけでも、やらないということを決めているわけでもない状態です。
無意味に保留している状態が増えてしまいます。


    例えば、転職するかしないかで迷ったときに「今は転職しない」を選んでいる人は多いと思います。

    
それが「今転職をするか」「一生転職しない」の2択の場合には、ほとんどの人は「今転職する」を選ぶことができます。


    これは選ぶのが怖いだけです。


    
完璧主義に陥ると人は物事を選べなくなります。

    そんな決断麻痺の状態のなくし方については、セルフコンパッションが効果的です。


    オーストラリアンカソリック大学の研究で、完璧主義の対策としてセルフコンパッションがどのように効果があるのかということを調べたものがあります。

    541人の若者を対象に実験を行なっており、全員に完璧主義の度合いを測る心理テストを行い、その程度をチェックしました。

    その後に、全員の自尊心やメンタルの強さ、セルフコンパッションのレベルなどを調べました。


    その結果、セルフコンパッションのレベルが高い人は、完璧主義の悪影響がかなり和らげられているということがわかりました。

    つまり、自分に自信を持とうとか、自尊心を育もうとするよりも、自分に思いやりを持ち失敗した自分を許すことの方がはるかに効果が高いということです。


    この研究では、さらに515人の成人の方を対象にした実験を行っていて、やはり、セルフコンパッションのレベルが高い人ほど、うつ病になりづらく、完璧主義の人にありがちなメンタルの低下が少なかったということです。


    コンパッション日記

    完璧主義の傾向があり行動できない人にぜひ実践してもらいたい簡単なワークを紹介しておきます。

    エクスプレッシブ・ライティングに近いテクニックで、1日の終わりに、自分を許すためのテクニックをどれぐらい実際に使ったかということを記録します。


    そして、つらい体験や自分を責めてしまうような思考に苛まれたときには、寝る前など後からでも結構ですので、そんな自分に対してどんな優しい言葉をかければ良かったのかということを考えて日記のように書き出してください。


    これにより、自分を許しても結果的にうまくいっているし、自分を慰めたことで人生がうまくいっているということが見えてくるようになります。

    記録が溜まっていくことで、自分が自分を許せる人間だということを理解できるようになります。


    1日の終わりにその日の悩みをGoogle カレンダーに記録してみるのもいいと思います。

    記録していくことで、過去の自分が悩んでいることも結果としては些細なことであったりすることが理解できて、今の自分を許すことができるようになります。


    自分を許すことができて、自分を責めることから感じるストレスが軽減され、その結果として、行動できるようになり、自分が望む方向にどんどん進んでいくことができるようになります。


    記録するときは反省点を書くのも結構ですが、それに対する優しい言葉も同時に残してください

    自分を許すことができた記録が溜まっていけば溜まっていくほど、自分を許すことができる確率は上がっていきます。

    これによりセルフコンパッション能力を高めていただけたらと思います。


    おすすめとしては、防水のスマホなどを使ってお風呂の中で実践してみてください。

    お風呂の中で体が温まり血行が良くなり副交感神経が優位になっているときには、自分を責めづらくなります。

    ぜひ実践してみてください。


    人間の後悔の9割以上は「やらなかったこと」に対する後悔

    とはいえ、誰でも間違った決断をしたくないはずです。

    人間は「やらなかったこと」に対して多大な後悔を持つということが様々な研究でもわかっています。
人間の後悔の9割以上は「やらなかったこと」に対する後悔だと言われています。


    それがわかっているのになぜ多くの人が行動できないのでしょうか。


    これは自分の決断が正しいかどうかがわからない不安があるからです。


    
これについては、はっきり言いますが正しい決断なんてどこにもありません。
後悔しづらい決断はありますが正しい決断というものはありません。

    自分の決断や決定に正しさを求めたら、ほとんどの人が選べなくなります。


    人間は自分が選んだ道を「あれは正しかった」「自分は間違っていなかった」と考えられる「後悔しない選択」に自分の決断を変えていくことができます

    
選ぶ前にそれが正しいかどうかなんて誰にもわかりません。


    考えすぎを防ぐマキシマイゼーションテスト

    どうすれば後悔しづらい選択をできるようになるのかということについては、マキシマイザーテストを行ってみましょう。


    とても当てはまる:7点

    当てはまる:6点

    まあまあ当てはまる:5点

    どちらとも言えない:4点

    やや当てはまらない:3点

    あまり当てはまらない:2点

    全く当てはまらない:1点


    全部で6問の質問がありますので、それぞれ直感で採点して点数を合計してください。


    質問1 :音楽を聴くときには、今流れている曲がそこそこ気に入っているにも関わらず、もっといい曲がないかとついほかのプレイリストを探してしまう。

    質問2 :今の仕事に満足していようがいまいが、常に良い職場を探そうとするのは当然のことだと思う。

    質問3 :友達や恋人にあげるプレゼントに悩むことが多い。

    質問4 :映画を見ようとすると最高の1本を選ぶためにいつも苦労する。

    質問5 :何をする時にでも自分に対して最高の基準を定めている。

    質問6 :2番目に良いもので妥協したことは一度もない。


    以上です。

    それぞれの点数を合計したら6で割って平均点を出してください。


    5.5以上:全人口の上位10%に入るマキシマイザーです。

    この場合には、ベストな選択肢を考えすぎて悩みすぎているのではないかということを意識してみてください。

    それによりストレスを抱えている可能性もあるので、ストレスケアもちゃんとした方がいいと思います。


    4.75〜5.4:全人口の上位30%に入るマキシマイザー

    このレベルでもかなりストレスフルな状況かと思いますので、もう少し肩の力を抜いてベターな選択肢で妥協することも考えてみると良いのではないでしょうか。

    あるいは、自分が本当に大切で譲れないことにだけマキシマイザーであり、それ以外に関しては妥協してもいいと考えるようにするのがいいと思います。


    3.25〜4.7:どちらとも言えないほどほどなマキシマイザー

    2.6〜3.24:全人口の下位30%ほどに入る人で、サティスファイザーに近い

    この辺りからはサティスファイザーの傾向が強くなりますので、そのままでいいのではないかと思います。


    2.5以下:全人口の10%程に入る人で、マキシマイザー要素はほぼないサティスファイザー

    こちらに含まれる方は、意思決定においてはストレスがあまりない人生を送れるのではないかと思います。


    いずれにしても、自分がどんなタイプなのかを自覚することが大切です。

    自分がマキシマイザーだということがわかったら、自分がストレスを抱えすぎてしまうからダメだと考えるのではなく、自分はマキシマイザーだから、考えすぎてしまうこともあれば選択肢にこだわりすぎてしまうこともあるということを意識して、判断に迷ったりした時にはそれを思い出してください。


    それに気付いたらベターな選択肢を選ぶように心がけてください。

    それにより、バランスよく考えすぎることもなく人生を送れるのではないかと思います。


    そして、後悔しない選択をするためには、 自分がマキシマイザーになりこだわるところを限定的に絞るようにしてください。

    今目の前にある意思決定や選択というものは、自分がマキシマイザーになるべきところなのかということを考えてください 。


    おすすめとしては 、自分がマキシマイザーになるべきところは 、促進系マキシマイザーで徹底的に調べて後悔しない選択を心がけてください。

    その上で、それを決めたらもう迷わないようにしてください。

    そして、それ以外に関してはこだわりを捨ててもいいと思います。


    ここから先は、学校や会社からの帰宅後のやる気も高めて、人生を変えるための目標に対する行動力を上げていく方法を解説させてもらいます。

    ぜひ続きもチェックしてみてください。

     
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