過去分はこちら。

今回はかなりバラエティに富んでいると言えます。ガントチャート、DB管理、印刷、デザインフレームワークと多彩です。オープンソースが実に多くの場面で使われているのが分かるのではないでしょうか。

Prettier - JavaScriptのコードを見やすく整形



JavaScriptは人によって書き方が変わる言語でもあります。企業によっては基準を設けたりしますが、それでもLint系で注意するのが精一杯でしょう。見づらいコードはそれだけバグをはらみやすく、システムの品質を低下させます。そこで使ってみたいのがPrettierです。JavaScript用のコード整形ツールです。Prettierを使うとルールに合わせてコードを変換してくれます。改行やインデントでの整形になるので、動作が変わることはありません。インデントはタブか空白か選択できたり、ダブルクォートかシングルクォートかといった指定もできます。パーサーも指定できるので、自社好みのカスタマイズもできるでしょう。

Sizzy - 多彩なデバイスでのWebサイト確認を簡単に



Webサイトは一つのデバイスだけで見るとは限りません。特に最近ではPC、タブレット、スマートフォンなどあらゆる大きさのデバイスで閲覧します。そうしたデバイスでの表示確認をすべての実機でやるのは現実的ではありません。そこで使ってみたいのがSizzyです。多数のデバイス幅に対応したデザイン確認ツールです。Sizzyを使えば多彩なデバイスでの表示確認が簡単にできます。Sizzyで確認しながら進めていけばあるメディアクエリーを使った時だけデザインが崩れると言った問題もすぐに気付けるはずです。

PsiTransfer - 自前で立てるファイル共有サーバ



メールなどで巨大なファイルを送りつけるのはあまり良いことではありません。受ける側は強制的に受信せざるを得ませんし、そのせいで大事なメールが受信できなくなってしまうかも知れません。そのため、送受信両方でメールのサイズ制限を設けていることはよくあります。そんな時のために使えるのがファイルをシェアするサーバです。今回はPsiTransferを紹介します。ファイルダウンロードサービスは幾つかありますが、PsiTransferはHTML5だけで実装されていること、自分たちでサーバを立てられるのが利点になります。巨大なファイル(得てして大事なファイル)のアクセス可否を自分たちで管理できるのは大事かも知れません。