ここ数年、スーパームーンという言葉をよく見聞きするようになりました。月がもっとも地球に近づくタイミングで満月となる日をスーパームーンと呼びます。年に1回から数回訪れるスーパームーンですが、今年は11月14日(最大満月は22時52分)に訪れます。

しかも今年は月と地球との最短距離が約357,000kmとなり、一説に寄るとここ数十年でもっとも接近するのだそうです。

スーパームーンを堪能するために

こんな貴重な機会を満喫せずにはいられない! ということで、光学機器メーカー「株式会社ビクセン」の広報担当、藤田彩香さんに、スーパームーンの楽しみ方についてお聞きしました。

ーースーパームーンをより楽しむためにはどうしたらよいでしょうか。

「"スーパームーン"とは、簡単に言うと、1年間で12から13回ある満月のうち、最も大きく見える満月のこと。肉眼でも十分楽しめますが、より楽しむには双眼鏡や天体望遠鏡がおすすめです。また、望遠の利くカメラがあればそれを使って見え方の変化を知ることもできます。」

「ポルタⅡ A80Mf」

ーー双眼鏡や天体望遠鏡を使うことで、どんな風に楽しめるのでしょうか。

「双眼鏡は肉眼よりもずっと大きく、はっきりと月の表面を見ることができます。ほかに特別な道具も必要なく、手で持って見ることができるので、いつでも気軽に観察できます。

天体望遠鏡は手軽さという点では一歩ゆずりますが、双眼鏡よりさらにはっきりと観察できます。スーパームーン以外にも普段の月のクレーターや土星の環といった、魅力的な天体の姿を楽しむこともできます。

カメラがあるとスーパームーンを見た記念を写真に残すことができます。望遠にして同じ条件で撮り比べると、普段の月とどのくらい違って見えるのかがわかります。

スマートフォンなどでも、月を背景に友達や家族と一緒に自撮りできるかもしれませんね。」

ーー観察するときの注意やポイントがあれば教えていただけますか?

「秋の夜は意外と冷え込みます。夢中で見ているうちに、うっかり風邪をひいてしまった......ということがないように、暖かい服をしっかり着込んで出かけたいですね。

会社や学校の行き帰りに見る方も多いかもしれませんが、上を向いて歩くと周りへの注意がおろそかになりがちです。周囲の安全な場所で、落ち着いて眺めましょう。」

天体観測だけじゃない。双眼鏡は万能選手

今回ご登場いただいた藤田さんが勤務する株式会社ビクセンは、双眼鏡や天体望遠鏡などを扱う光学機器メーカーです。なかには女性向けのキュートなデザインの「宇宙ガールシリーズ」もあり、気軽に「宇宙ガール」デビューができそうです。

「ソラプティZ8×24 Day・Night スターパーティセット」11月発売予定

ーー月観察する以外にはどんな使い方ができますか?

「双眼鏡はコンサートや野外フェス、スポーツ観戦などでも使えて、一年中楽しめるアイテムです。もちろん夜空に向ければスバル(プレヤデス星団)やオリオン大星雲、天の川の星々などをとても美しく見ることもできます。

天体望遠鏡はさらに拡大してみることができるので、土星の環、木星の縞模様など有名な天体もはっきりと見ることができます。スマートフォンのカメラでも、天体望遠鏡を使えばこうした天体の姿を写しとることができるかもしれませんね。」

ーー藤田さんご自身は、今度のスーパームーンをどんな風に楽しむ予定ですか?

「社内の宙ガールたちとドリンクやお菓子を持ち寄って、会社の屋上から天体望遠鏡や双眼鏡を使ってお月見をしようと思っています。」

ーー最後にマイロハス読者へメッセージをいただけますか?

「月はとても身近にあって、いつでもどこでも見て楽しめる存在です。この機会に月の魅力に触れてみてください。」

日々の生活のなかに"宇宙を観る"ことが加わると、きっと喜びや楽しさがぐっと増しそうです。これから寒くなるにつれ、夜空が澄み渡り美しくなります。しっとりと、ひとりで夜空を眺めるのもすてきですが、家族や仲間とワイワイ楽しむのも良いですね。

[株式会社ビクセン]

photo by Thinkstock/Getty Images

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