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見ていると物語が生まれる手作りクッキー【甲斐みのり「おやつの時間」】
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見ていると物語が生まれる手作りクッキー【甲斐みのり「おやつの時間」】

2016-11-01 15:00
    昨日はハロウィン。10年くらい前に比べると、すっかり日本中に広まって、街も随分と賑やかでした。週末は家の近所の商店街に、仮装をした子どもたちが繰り出し、バケツや袋を手にお店の店員さんからお菓子をもらって歩いていました。偶然、商店街主催の仮装審査会の場を通りかかったのですが、私が個人賞をあげたくなったのは、黄色い上着に半ズボン、丸メガネをかけた、まだよちよち歩きの男の子。本人はゆるりとした空気をまとい、まだなんのことやらといった表情でしたが、いかにもマイペースなのび太くん姿がお似合いでした。 素朴でおいしいほっこりクッキー

    私も小さなお友だちに、大阪・吹田にある焼菓子の店「eden」のクッキーを。アルミニウムフリーのベーキングパウダーや、国内産小麦を使った、安心のお菓子です。

    リスとどんぐりのクッキーは黒糖風味。三日月はアーモンド。ボタンはかぼちゃと紫芋。それから黒ゴマクッキーも。大阪在住の友人に頼んでギフトボックス入りを送ってもらったのですが、どれも愛らしい形で、手作りならではの素朴な美味しさ。

    物語を考えながらおやつの時間

    子どもも大人もハロウィンの仮装が楽しいのは、物語の登場人物になりきって、現実の街に馴染めるところなのでしょうか。

    ハロウィンの前日は、小さな友だちと一緒に物語を考えながら、おやつの時間。

    「どんぐり森の黒ゴマの家に住むリスが、月の出る夜に、光るボタンを拾いました......」

    お話の完成とともに、クッキーをパクリ。友だちも、大喜びでした。

    クッキーの箱は、美術家・佐々木愛さんによる森の絵。贈りものに喜ばれ、取り寄せもできます。

    [eden]

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