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今年もあと2ヵ月あまり。大手雑貨店や書店では、来年の手帳のコーナーが賑わいを見せていますね。
MYLOHAS読者のみなさんは、どんな手帳を購入予定ですか?
私は毎年、仕事用の手帳のほかにもう1冊、星ガール用の手帳を使っています。ここ5年ほど愛用しているのは『天文手帳』(地人書館)。表紙をめくると、小さな星座早見がついているので、出張先や旅先で夜空を見上げるときに大変便利です。
コンパクトサイズですが、星空観察に必要なデータがひと通り備わっていて、毎月の星空解説や天文資料も充実。毎年変わる表紙の星座絵が素敵で、収集するのも楽しみのひとつになっています。2013年版はまだ発売されていないので、表紙の星座が気になっているところです。
シンプルでプロっぽい『『天文手帳』よりも、もっと気軽に楽しめる感じや、読み物としての要素を求めるなら、『星空案内ダイアリー 2013』(技術評論社)がおすすめ。
来年の見逃せない天文イベントの情報から流星群の楽しみ方、双眼鏡や望遠鏡の説明、デジタルカメラの星空撮影法まで、手帳とは思えない盛りだくさんの内容に、満足度は高いはず。じっくりと読み込めば、星の知識がかなり広がるので、星ガールを目指している女性にぴったりです。星空の風景や天体のカラー写真も掲載されているので、見るたびに癒やされそう。サイズは文庫本と同じですから、お気に入りのブックカバーをかぶせれば個性が表現できて、マイダイアリーとして愛着もわきそうですね。
旧暦を意識して、月の満ち欠けや季節ごとの行事を楽しみたい人には、『旧暦美人ダイアリー 2013』(上写真)がおすすめです。歳時記や旬のレシピをはじめ、移り変わる季節と共に変化するカラダにフォーカスした、カラダの整え方や瞑想法も掲載。こよみ通りに実践すれば、自分が自然の一部であることを実感できるかもしれません。
これらの手帳から情報を得て、星空観察や日々の暮らしに活用したときには、それをスケジュールページに記入してみましょう。たとえば、その日に見た星の名前や観察場所、時刻を書き留めたり、星座の星の並びをスケッチしたり、旬の食材が使われた料理やスイーツの感想を書いたり、お月見をしたときのことを日記風に綴ったり。記録に残すことで、星ガールの道を歩んでいる自分の大切なデータとなるはずです。
夜空に輝く月や星たちを、目的もなくボーッと眺めるだけでも十分に楽しいものですが、「あれが自分の誕生星座なのね」「今夜の月は、寝待月か」というように、星空のことがわかったら、空を見上げる楽しさは何倍にも広がります。いつもの星空を発見と気づきでいっぱいにして、心ときめく毎日をおくるために、来年は星ガール用の手帳を準備して、活用してみてくださいね。
[天文手帳]
256ページ/945円
[星空案内ダイアリー 2013]
272ページ/1,239円
[旧暦美人ダイアリー 2013]
224ページ/2,800円
(※価格はすべて税込です)
text by 景山えりか(文筆家/アストロ・コミュニケーター)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ライフスタイル誌を中心に、ナチュラルコスメ、ハーブ、ホリスティック医療などの取材記事を多数執筆。MYLOHASではオープン当初よりライターとして参加。その一方で、アストロ・コミュニケーターとして、星空や天体ショーの楽しみ方、月や星の文化、宇宙系グッズやイベントなどを各種メディアで紹介。星や宇宙を「自分に関係のあること」として楽しんでもらえるように多方面で活動中。著書に『自然とつながる暮らしかた 空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。
オフィシャルサイト>> オフィシャルブログ>> Facebook>>
■あわせて読みたい
・月とハーブの意外な関係。 秋の夜長は、月を見ながらハーブを楽しみませんか?
・秋の天体イベント「お月見」をおさらい! 9月30日(日)の「十五夜」だけじゃないんです!
・映画『天地明察』で再現された江戸の星空は必見! 日本初の暦作りに挑戦した 安井算哲に迫る
・幸運を告げる「ブルームーン」が巡ってくる! 2度目の満月は8月31日(金)
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コンパクトサイズですが、星空観察に必要なデータがひと通り備わっていて、毎月の星空解説や天文資料も充実。毎年変わる表紙の星座絵が素敵で、収集するのも楽しみのひとつになっています。2013年版はまだ発売されていないので、表紙の星座が気になっているところです。
シンプルでプロっぽい『『天文手帳』よりも、もっと気軽に楽しめる感じや、読み物としての要素を求めるなら、『星空案内ダイアリー 2013』(技術評論社)がおすすめ。
来年の見逃せない天文イベントの情報から流星群の楽しみ方、双眼鏡や望遠鏡の説明、デジタルカメラの星空撮影法まで、手帳とは思えない盛りだくさんの内容に、満足度は高いはず。じっくりと読み込めば、星の知識がかなり広がるので、星ガールを目指している女性にぴったりです。星空の風景や天体のカラー写真も掲載されているので、見るたびに癒やされそう。サイズは文庫本と同じですから、お気に入りのブックカバーをかぶせれば個性が表現できて、マイダイアリーとして愛着もわきそうですね。
旧暦を意識して、月の満ち欠けや季節ごとの行事を楽しみたい人には、『旧暦美人ダイアリー 2013』(上写真)がおすすめです。歳時記や旬のレシピをはじめ、移り変わる季節と共に変化するカラダにフォーカスした、カラダの整え方や瞑想法も掲載。こよみ通りに実践すれば、自分が自然の一部であることを実感できるかもしれません。
これらの手帳から情報を得て、星空観察や日々の暮らしに活用したときには、それをスケジュールページに記入してみましょう。たとえば、その日に見た星の名前や観察場所、時刻を書き留めたり、星座の星の並びをスケッチしたり、旬の食材が使われた料理やスイーツの感想を書いたり、お月見をしたときのことを日記風に綴ったり。記録に残すことで、星ガールの道を歩んでいる自分の大切なデータとなるはずです。
夜空に輝く月や星たちを、目的もなくボーッと眺めるだけでも十分に楽しいものですが、「あれが自分の誕生星座なのね」「今夜の月は、寝待月か」というように、星空のことがわかったら、空を見上げる楽しさは何倍にも広がります。いつもの星空を発見と気づきでいっぱいにして、心ときめく毎日をおくるために、来年は星ガール用の手帳を準備して、活用してみてくださいね。
[天文手帳]
256ページ/945円
[星空案内ダイアリー 2013]
272ページ/1,239円
[旧暦美人ダイアリー 2013]
224ページ/2,800円
(※価格はすべて税込です)
text by 景山えりか(文筆家/アストロ・コミュニケーター)
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ライフスタイル誌を中心に、ナチュラルコスメ、ハーブ、ホリスティック医療などの取材記事を多数執筆。MYLOHASではオープン当初よりライターとして参加。その一方で、アストロ・コミュニケーターとして、星空や天体ショーの楽しみ方、月や星の文化、宇宙系グッズやイベントなどを各種メディアで紹介。星や宇宙を「自分に関係のあること」として楽しんでもらえるように多方面で活動中。著書に『自然とつながる暮らしかた 空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。
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