昼夜を問わず仕事をしていた30歳前後の時期、気づけば頻繁にベタつきを感じ、白ニキビが多くできるようになりました。そうこうしているうちにうぶ毛が濃くなってきたのです。これはマズイ!と思っていたら案の定。ニキビを見てくれた皮膚科の先生に「男性ホルモンの影響が大きくなっているかもね」と言われてしまいました。
人はワーカホリックになると、男性ホルモンが活性化されます。つねに仕事ばかりというのはカラダにとっていわばアクセルを踏みっぱなしの状態。そうすると自律神経が乱れて、それに伴い女性ホルモンも乱れ、女性でも一定量は分泌している男性ホルモンの影響が色濃く出るようになるというのです。
男性ホルモンは、皮脂腺を刺激したり、体毛を濃くしたり、筋肉をつけやすくしたりと、美容上は好ましくない働きをします。でも、がんばって働いた見返りがオス化では悲しすぎますから、何か手を打つ必要があると思います。
オス化を防ぐ!「女性性開放入浴」とは?
セルフケア対策としてポイントになるのは、踏みっぱなしのアクセルを緩め、女性ホルモンのバランスをとってあげること。そのために一番効果がありそうなのは、ズバリ「女性性開放入浴」です。
◆女性性開放入浴法
まず、100gの粗塩を用意します。それに、女性性を解放し婦人科系にも良いとされるゼラニウム(もしくはクラリセージ)の精油を10滴程いれてかき混ぜ、塩と精油をなじませてから浴槽に入れて湯船につかります。
温度はぬるめにし、目を閉じて、ゆっくりと深呼吸をしながら入りましょう。
もし、早急に女性性を取り戻したければ、そこにバラの花びらなんかを浮かべて姫気分を満喫するのも手。
温浴効果や深呼吸による深いリラックスと、女性性を取り戻す精油のセットが、きっとオス化を食い止めてくれるはずですよ。
photo by Thinkstock/Getty Images
◆2級アドバイザー資格申し込み受付中!
受付締切 :2012年12月7日(金)
試験実施日:2013年2月17(日)
詳しくはこちら>>
text by 岸紅子(NPO法人日本ホリスティックビューティ協会代表理事)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
大学時代にホリスティック医療と出会い、多くの代替療法を研究。美容家としていち早く、ホリスティック(包括的)ビューティのメッセージを発信し、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会を設立。2010年秋から「ホリスティックビューティ検定」開始。トークショーをはじめ、雑誌・WEB・新聞・テレビ・ラジオなど、多くのメディアでも活躍中。
オフィシャルブログ>>
NPO法人日本ホリスティックビューティ協会サイト>>
■あわせて読みたい
・30代からのカラダの不調をすっきり解消! ホリスティックビューティとは?