正月明けに実家の金沢に行き、鈴木大拙館で良き時間を過ごし、老舗のおでんやで一杯やりつつ、親戚一同と正月を過ごす。
新幹線が開通してからというものの、金沢はホテルが数多く建ち並びちょっとしたバブルのような感じとなっていた。
金沢は今となっては小さな街だが、歴史を振り返ればなぜここまで文化が栄えたのかがよくわかる。
街のデザインも徒歩圏内でいろいろ回れるので、今の時代のコンパクトシティとしては理想なのだろう。街の中心に大きな市場があることも、重要なことの一つ。
市場や大学などを郊外に移す世の中にあって、金沢はそれらが街中に集まっているから多様な人が集っていて活気がある。
あと、意識が東京に向いていないのも文化力がある証拠。
最近は仕事で地方に行くことが増えたので、地元の金沢でも仕事が出来たらなぁと思いつつ、寒い中留守番をしてくれた猫軍団に好物の三つ星グルメでもてなす。
今年も軍団は全員元気です。