そう語るのは、2016年に誕生した国産オーガニックパフュームブランド「tokotowa organics(トコトワオーガニクス)」を手がける株式会社オーガニックスタイルズ代表の市川恵美子さん。日本の精油を用いたオーガニック香水に次ぐアイテムが、2018年4月20日に発売される「ピュアエッセンスミスト」です。
国産植物の有効成分と希少なオイルが肌の潤いをキープ
ピュアエッセンスミスト イエロー / 1.944円(税込)、ピュアエッセンスミスト ピンク / 2,160円(税込)「ピュアエッセンスミスト」は、水を一切添加せず、有機栽培で育てられた植物からの芳香蒸留水(フローラルウォーター)だけを使用しています。芳香蒸留水は、植物の有効成分を豊富に含んでいます。また、防腐剤もチェッカーベリー葉エキスや天然精油の防腐効果を活用して、天然成分の力を損なわないような処方に。「ピュアエッセンスミスト ピンク」はオーガニックダマスクローズ芳香蒸留水、国産オーガニックタンカン芳香蒸留水をベースに、「ピュアエッセンスミスト イエロー」は国産オーガニックシークワーサーの芳香蒸留水がベースです。また、オーガニック精油や国産精油をブレンドしているので、キツすぎない自然の香りが感じられます。(柑橘系精油は水蒸気蒸留のものを用いているため、光毒性の心配はありません。 )
さらに、健康な肌力を高めるために、古くから生薬として親しまれてきた国産植物エキスを配合。ピンクには、山桜樹皮エキス、トウキ根エキス、ウメ枝/芽/小枝水を処方しています。イエローには、赤松葉エキス、朴ノ木樹皮エキス、カキドオシ樹皮エキス、ウメ枝/芽/小枝水を処方しています。
ミストを水分だけで構成すると、せっかく吹き付けても揮発するときにより肌の乾燥を招いてしまうことも……そこで、「ピュアエッセンスミスト」にはオイルも配合しています。キーとなるのが、オーガニック認証を取得したアルガンオイルです。伝統的な製法では100㎏のアルガン果実からわずか1リットルしか採れないたいため100mlで1万円近くもするという、とても貴重なものをベースに、シュガースクワラン、マカデミアナッツ油といった保湿力の高い植物油を配合しています。
色彩心理に基づいたパワーが心まで整える
image via shutterstock実は、代表の市川さんは日本カラーアロマ協会の代表理事で、カラーアロマセラピストでもあります。ピンクとイエロー、どちらにしようかな? と迷ったときの、ユニークな選び方も教えてくださいました。
「目をつぶって、深く呼吸してみましょう。そして、パッと目を開いたときに、ふたつの色を見て、直感で選んでみてください。 ピンクという色が示すのは、ラブ&エタニティ。ピンクは可愛らしさ・女性らしさを応援してくれる色です。ピンクのピュアエッセンスミストは、天然石のローズクォーツを浸して作られています。イエローが示唆するのは、サクセス&クリア。黄色は自信を高めてくれる色です。面接、パーティ、お仕事前に気持ちを引き締めたいときにおすすめです。イエローのピュアエッセンスミストには、タイガーアイという天然石を浸して仕上げているんですよ」(市川さん)
色の効果を活用し、自然の天然石の持つエネルギーまで引き出しているのです。保湿はもちろん、気持ちを整えたいときや寝癖直しスプレーとしても活躍しそう。私は、迷わずイエローを選択。つけた後は、シークワーサーや柚子の心地よく清涼感のある香りがふわりと広がっていくのを感じました。自分の直感を信じて、色や香りから選ぶのもいいかもしれません。