心身を健康的に保つためには、バランスのとれた食事と質の良い睡眠、そして適度な運動が必要だとよくいわれています。でも、「適度な運動」って具体的に何をどれくらいやればいいのでしょうか?

理想の運動量は、1週間に30分程度を複数回

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この「何をすればいいのか具体的にわからない」という状況が、日常的な運動不足につながっているようにも思えます。そんななか、世界保健機関米国疾病予防センター米国心臓協会の3機関による「適度な運動」についてのガイドラインを発見。

・ウォーキングなど、中程度の運動を週150分。できれば1回30分を5回に分けるのが理想。
・ランニングなど、激しい運動を週に75分25分を3回が理想。
・10分未満の運動は1回にカウントせず、できるだけ1週間のうちにまんべんなく分散させる(つまり、1回で90分やっても十分ではない)。
(中略)ここで紹介している運動量の基準は、65歳までの人向け。

(「ライフハッカー[日本版]」より引用)

時間や体力に余裕がある人は、中程度の運動と激しい運動を組み合わせてもよさそうですが、どちらかだけでもいいそうです。

私はてっきり運動不足だと思い込んでいたのですが、毎日30分以上は歩いているので、中程度の運動はクリアしていたのだと知って安心しました。そしてさらに意外だったのは、体にいいからといって1日に長時間やり過ぎるのはよくないということ。アスリートは別にして、一般人がハードなトレーニングを長時間やることは、体にダメージを与えて逆効果になるようです。

少し運動が足りないなと思ったら、あまり難しく考えず、例えばエスカレーターじゃなくて階段を使ったり、移動のときに1駅分歩いたりするだけでもよさそう。生活のなかに気軽に運動を組み入れられるよに、日ごろから歩きやすい靴を履くように心がけたいと思います。

ライフハッカー[日本版]

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