ただ泊まるだけではもったいない、特別な体験ができるホテルはつくれないか……そんな考えから生まれた「NOHGA HOTEL UENO(ノーガホテル ウエノ)」が2018年11月よりオープンします。それに先立ち、宿泊予約がスタート。
地域とつながり、素敵な体験を提供
野村不動産が手がける「NOHGA HOTEL UENO」は、地域とのつながりやコミュニティづくりを大切にしています。「ノーガ」という聞きなれない言葉は、オリジナルの造語。「好運であること。これ以上ない仕合わせに恵まれること」を意味する「冥加(MYOHGA)」を元にしているそう。だからこそ、「地域との深いつながりから生まれる素敵な経験」をコンセプトに掲げ、立地からデザイン、家具などの備品といった細部にまでこだわりが詰まっています。
宿泊した人の心に残り続ける空間、体験を提供したいとの思いから選ばれた場所は、東京・上野。江戸時代から受け継がれてきた独自の文化が根付いている上野は、東京の中でも希有な存在感を放っています。そこで、その土地に生きる人々と共に文化や伝統をより多くのゲストへ届ける存在としてスタートを切るそう。
日本のモノづくりを感じる快適なゲストルーム
ゲストルームは、ダブルからスイートまで全部で7タイプを用意。すべての客室において「快適な目覚め」をキーワードに、ファブリック調の柔らかさと木調の温かみを感じるインテリアデザインが施されています。「NOHGA HOTEL UENO」オリジナルの家具やアメニティも。日本のモノづくりのクオリティを体験できる空間に仕上がっています。
生産者の顔が見える、自然なものを口にする
食事は、併設する直営レストランで。朝食からディナーまで1日の食事をすべて賄うことができます。生産者の顔が見え、なるべく自然な製法で作られたこだわりの食材を使用し、ゲストが食事を楽しみ、身体の中からパワーチャージできるような食事やドリンクを提供。地域のこだわりの食材も取り揃えられており、「NOHGA HOTEL UENO」ならではの食事を味わうことができるのだとか。
また、ナチュラルワインや日本酒、クラフトビールといったドリンクは、そのままのおいしさはもちろん、食事とのペアリングやグラスとのペアリングを考慮した上でゲストの元に届きます。ホテルでの食事で、新しい発見を楽しめるのも魅力といえるでしょう。
職人やデザイナーも参戦。日本の伝統を肌で感じる
地域とのつながりを大切にしている「NOHGA HOTEL UENO」では、地域の職人やデザイナーと連携したオリジナルプロダクトやアートが館内の随所に見られます。例えば、江戸切子やグラスなどを製作している「木本硝子」は日本酒のグラスやタンブラーを、江戸末期から続く「日伸貴金属」はオリジナル銀器タンブラーを、日本の源頭や職人の技術を日常のプロダクトに落とし込む「SyuRo(シュロ)」はハンガーや靴ベラなどを提供。ホテルの中では、日本の伝統文化とのふれあいや発見の連続となるでしょう。近隣の魅力を知ることによって、街へ繰り出すのも楽しくなりそう。
モノづくりの感動と出会うことで、海外からの旅行客はもちろん、日本に住む私たちも、もっと日本が好きになりそうなホテルの誕生です。
[NOHGA HOTEL UENO]
住所:東京都台東区東上野2丁目21-10
電話:03-5816-0213