1. 歯ぐきのことを考えるなら赤ピーマンを
歯のお手入れには時間をたくさんかけているかもしれませんが、同じくらい気にかけて優しくケアしてほしいのが歯ぐき。歯ぐきをぎゅっと引きしめる役割を果たしているのが、構造タンパク質のコラーゲンです。そして赤ピーマンには、コラーゲン生成に必要なビタミンCが豊富に含まれています。調査によれば、ビタミンCの摂取量が少ないと、歯周病や口臭、歯ぐきの後退などの一因になるといわれています。
試してみてください:赤ピーマンでお弁当のサンドウィッチをグレードアップ。56グラムのツナに、千切りのニンジン1/4カップ、マヨネーズ大さじ1、ギリシャヨーグルト大さじ1を混ぜてペーストにします。全粒粉のパンにペーストを塗り、スライスした赤ピーマン、レタス1/4カップを乗せ、もう1枚のパンをかぶせます。
歯ぐきを守る他の食品:ブロッコリー、キウイ、オレンジ、桃
2. プラークをセロリでとりのぞく
ランチの後に歯を磨く時間がないとき(あるいは正直に言うと、歯磨きが少々面倒なとき)、ちょっとズルしたいならセロリをむしゃむしゃ食べるという手も。セロリのように繊維質が多く、ザラザラした食感の食材は、黄ばみの原因となるプラークや歯の表面についた食べカスを落とすので、いざというときに役立ちます。また、よく噛んで食べることで唾液の分泌量が増え、口内が洗浄されます。
試してみてください:プレッツェルやクラッカーなど歯に詰まりやすい炭水化物を食べたときには、セロリの茎にカッテージチーズかヒマワリバターを塗ったものをどうぞ。こうした炭水化物の食品は、歯磨きで取りのぞかない限り、酸蝕症の原因となる糖分になってしまいます。
プラーク対策によい他の食品:リンゴ、ニンジン、キュウリ、ラディッシュ
3. 歯のエナメル質を守るには、チェダーチーズを
人を幸せな気分にする以上のパワーを秘めているのがチェダーチーズ。カルシウム、リン、カゼイン・タンパク質が豊富に含まれており、これらはすべて歯のエナメル質を強くするのを助け、ものを食べたり飲んだりすることによって酸性になった口内を中和する役割を果たします。酸性度が低くなると虫歯や酸蝕のリスクが軽減されます。エナメル質の酸蝕は、時間が経つにつれ知覚過敏症の原因となります。
試してみてください:スライスしたチェダーチーズ1〜2枚に、スライスアーモンド大さじ1とレーズン大さじ1をのせてふたつ折りに。エナメル質を守るデザートにどうぞ。
エナメル質を守る他の食品:アーモンド、牛乳、豆腐、ヨーグルト
Kelsey Kloss/ 3 Superfoods That'll Protect and Whiten Your Teeth
訳/ Maya A. Kishida