作り置きできて、夏のお弁当に入れても腐りにくいお惣菜を作りたい。そこで注目したいのが手づくりのツナ。缶詰ではない、自家製ならではの、おいしいツナを作ることができるレシピを「FOODIE」から紹介します。

自家製ツナのレシピ

自分で作るツナはまるで別物だってご存知ですか?」とは、このレシピを教えてくれる、手作り調味料研究家のオザワエイコさんの言葉。なんでも新鮮な刺身のサクを使うので、魚の味はしっかりしていて、食感はしっとり、ふわっとするのだとか。またクミンなどのスパイスをたっぷり加えたオイルのお味も、興味をそそられますね。

<材料>(マグロ1サク分)

マグロ…1サク(約150〜200g) 塩…小さじ1〜2 オリーブオイル…適量(約150~200ml・鍋と魚の大きさにより調節)

A

ニンニク(薄切り)…1~2片分 赤唐辛子(ヘタと種を取り除く)…1本分 クミンシード、キャラウェイシード…各小さじ1/2 ローリエ…1枚 粒こしょう…小さじ1/2

<作り方 >

1.マグロ全体にまんべんなく塩をふる

裏表、側面にもふります。余分な水分を出すと同時に、下味にもなるのでしっかりめにふりましょう。

15分ほどおくと水分が出るので、ペーパータオルでしっかりと拭き取ります。

2.鍋にマグロとAを入れ、マグロが7〜8割つかる程度までオリーブオイルを注ぎ、中火にかける

3. オイルがフツフツしてきたら弱火にし、10分ほど加熱する

弱火でじっくり火を入れるのが、しっとり仕上げるポイント。火が強すぎるとパサパサとした食感になってしまいます。鍋の底にマグロがくっついていると焦げ付きやすいので、ときどき箸などで動かしましょう。

4.裏返してさらに10分ほど加熱する

5. 粗熱を取り、清潔な保存容器に入れる

(「FOODIE」より引用)

ハーブも魚もアレンジOK

スパイスは、クミンやローリエ、キャラウェイシードのほか、タイム、セージ、ローズマリー、フェンネル、オレガノなど好みでアレンジしてもよいとか。わたしはキャラウェイシードの代わりにフェンネルを代用しましたが、今まで食べていた缶詰のツナとは異なり、香り高く、オイルまでおいしく仕上がりました

そして材料のマグロもキハダマグロ、メバチマグロ、本マグロなどがありますが、どの種類でも大丈夫なのだそう。さらにマグロだけでなく、カツオやブリでも同じように作ることができるのがうれしいですね。いまの時期、カツオをサクで買って余らせてしまうことも多いので、次回は余ったカツオでも作ってみたいです。

思ったよりも簡単にできあがった自家製ツナ。冷蔵庫で約2週間保存もでき、油でコーティングされているのでお弁当に入れても腐りにくい。そのうえ自分好みにハーブのアレンジもできるから、夏のわが家の定番レシピになりそうです。

FOODIE

RSS情報:https://www.mylohas.net/2018/07/171430tuna.html