お題は「粒の大きさ」

食欲の減るこの時期、手軽に栄養がとれる発酵食として活躍する「納豆」。先日、この納豆について編集部で討論になりました。お題は、納豆の「粒の大きさ」について。編集部の中で、好みのサイズが、大・中・小・ひきわりと見事なまでに割れたのです。

ちなみに私は断然「ひきわり派」。ずっと中粒を食べていたのですが、ある時スーパーの納豆売り場に居合わせた酔っ払いのおじさんに、「納豆はひき割りが美味しいから騙されたと思って食べてみて」としつこく促されて買ったところこれがまた美味しいこと!それからずっとひきわり派です。

まぁ、こんな調子でおのおの好みのサイズについて熱く語るのですが、話すうちに、みんな他のサイズを試したことがないことに気づきました。私も大粒の納豆は食べたことがなかったので、急いで会社帰りにスーパーを回って数種類買い、その晩さっそく食べることに。

「大きいと、豆の味が強そうだし、タレもしみこまなさそう……」

ずっとそんな風に思っていました。しかし、大粒の納豆は私の予想に反して驚くほどおいしかったのです。豆の味が主張してくる感じはなく、むしろどのサイズにも負けないしっかりとした豆の食感はやみつきになるほど。なかでものあづま食品の「北海道大粒」と登喜和食品の「十勝の息吹」がおいしかったです。今後は、どれが一番とかではなく、その日ごとに違うサイズを楽しもうと思います。(編集部タナカ)

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