頭蓋骨の老化がたるみ、シワ、ほうれい線の原因に
ある研究結果では、高齢になるほど頭蓋骨が下方向へと崩れ、眼窩(がんか)という眼球の入る穴が拡大していると報告されています。これらの変化は、頭蓋骨が痩せてもろくなる「骨粗しょう症」が原因であると言われています。頭蓋骨が痩せると、頭皮がたるんでフェイスラインがぼやけ、あごが痩せて口元のシワが増える、ほうれい線が濃くなる等の変化が現れます。(「太陽笑顔fufufu」より引用)
強く健康な骨の必須条件は、「骨密度(硬い骨であること)が高い」「骨質(しなやかな骨であること)がよい」こと。若さを保つための「骨ケア」方法を、「太陽笑顔fufufu」よりご紹介します。
ポイント1.毎日のプチ・エクササイズ
毎日の運動で、骨に適度な負荷をかけることで、健康な強い骨を保つことができると言われています。「骨ケア」に最適なのは、日光浴をかねた屋外でのウォーキングやランニング(太陽笑顔fufufuより)など。また、全身の骨に負荷がかかるエアロビクスなど、有酸素運動も効果的です。
激しい運動が苦手な人でも、スクワットやヨガなど、体重の移動によって骨に負担をかけるエクササイズを取り入れることで、骨ケアが可能です。
ポイント2.「骨密度」を上げる栄養素
骨に必要な栄養素は、できるだけサプリメントに頼らず、食事から摂るようにしましょう。
・カルシウム……骨を作る(乳製品や小魚、小松菜など)
・ビタミンD……カルシウムの呼吸をよくする(鮭、鰻、さんまなど)
・ビタミンK……骨コラーゲンを増やす(納豆、卵、ほうれん草など)
・葉酸……血と骨を作る(モロヘイヤ、パセリ、ブロッコリーなど)(「太陽笑顔fufufu」より引用)
ポイント3.「骨質」を上げる栄養素
骨質のよい、強くしなやかな骨を作るために、コラーゲンの摂取も大切。サプリメントやドリンクで補給するほか、食品からも摂取できます。
・大豆イソフラボン……コラーゲンの発生を促す(納豆、豆腐、豆乳など)
・ビタミンB群……ホモシステインの増加、発生を防ぐ(レバー、モツ類、海藻など)(「太陽笑顔fufufu」より引用)
ポイント4.フェイササイズで「顔トレ」
顔の筋力を大きく動かす「フェイササイズ」で、顔の骨の老化を予防が期待できます。「頬を思いっきりふくらます」「舌を口の中で動かす」(太陽笑顔fufufuより)などの顔トレを取り入れて、顔のシワやたるみ対策に役立ててみて下さい。
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