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人間はどんな人生を歩んでも、一つや二つの後悔はあるものなのです。まったく微塵も後悔がない、という人を、私は見たことがありません。しかし、必要以上にあれこれと振り返っては後悔している人もいます。そういう人には共通点があります。
それは、過去の自分を慈しんでいない、ということです。過去の自分を心から受け止めて褒めてあげることです。生きていれば後悔はつきものですが、かつての自分の思いに後悔してはいけないと思います。
一生懸命に生きていたあの頃の自分を慈しんであげること。「それでよかったんだよ」と昔の自分に言ってあげることが何よりも大切なのです。
曹洞宗 徳雄山 建功寺の住職・枡野俊明さんによる著書「人生でいちばん大切なこと」。読むと心がすっと軽くなる、そして気持ちがきゅっと引き締まるこの本から、一日一言をお届けします。
【出典】
「人生でいちばん大切なこと 死ぬとき後悔しないために」
枡野俊明
(廣済堂出版)
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