飲みすぎた翌日の肌ピンチを救うひと手間や、お疲れ顔のメイク直し術に続き、今回は、ストレスや生理前などで心やカラダの影響で顔色がサエないときのメンテナンス法についてご紹介いただきます。

スローダウン&デトックスが鍵

月の周期で肌をチェックする習慣をつけると、自分のサイクルが見えてきます。私も生理前はニキビができたり、肌に赤みが出たりしていましたが、それは「だいじょうぶ」と受け入れることにしました。

どうしてかというと、たとえ健康に過ごしていても、そうした変化は起きることがわかったから。そういう時期は、責めずにゆらぎと向き合います。

ストレスも同じです。ストレスをなくすことは無理ですから、上手に付き合っていけばいい。ただ、ストレスが肌の美しさや老化に影響を与えることは確かなので、化粧品や習慣を整えて対処することが大事だと思います。

生理前のスキンケアは、スローダウンが鍵になります。ゆっくりパックをしたり、ストレッチをしたり。心身が休まるような、ゆったりした気分でできるケアを中心にしてみてください。

そして生理がきたら、流すケアを取り入れます。生理はカラダのデトックス。軽く運動して汗を流したり、食事量をすこし減らしたりしてカラダの巡りをよくしてあげましょう。そうするとカラダも心地いいし、毎月のいいリズムができてくるはずです。

専用の美容液を1本、持っておく

アユーラ「リズムコンセントレート」

スキンケアでは、肌がゆらぎがちなとき用の美容液を1本持っておくと、すごく安心できます。

アユーラの美容液「リズムコンセントレート」は、ストレスケアを考えた美容液。肌が敏感になると強い香りがつらかったり、ヒリヒリしたりするけれど、そうしたこともなく、みずみずしく潤って肌のリズムを整えてくれます。

なかなか眠れなかった翌朝や、睡眠時間が足りなくなりそうな日の夜に使うのもおすすめです。

優秀なコントロールカラーは必需品

写真左)ハワイで購入した「ペパーミントアロマテラピーキャンドル」、写真右)シスレー「インスタントコレクト No.1 ジャストロージィ」

翌朝のスキンケアは、化粧水による保水と、保湿美容液や乳液による保湿をしっかりして顔色アップ。

そしてメイクでは、ぜひコントロールカラーを使ってみて。シスレーはラグジュアリーブランドですが、本当に美しく仕上がるんです。

透明感が出て、肌が明るくトーンアップします。顔の中心から伸ばすようにして、光をプラス。少量ですーっと伸びるので、長く使うことができます。

“香りもの”を上手に使うことも、生理前やストレスケアには効果的です。リラックスしたい時はラベンダー、しゃきっとしたい時にはペパーミントやシナモン、朝に笑顔で出かけたい時にオレンジなど。

好きな香りをいくつか持っていると、選ぶ瞬間から楽しくなります。私はメイクのときにも、少し離れた場所でたいたり、窓辺において楽しんだりしています。

生理前やストレスを感じて肌がゆらいだときにも慌てないために、自分が心地よいと感じるスキンケアや香りを見つけて試してみてくださいね。

岡本静香さん

美容家。2005年に始めた美容ブログが人気を集め活動を開始。女性誌のライターアシスタント、化粧品会社のビューティーアドバイザー、美容講師の経験を経て、美容家として活躍中。2017年からは、それぞれの生活スタイルに沿った美容法のコンサルティング「静香塾」、オンライン美容メディア「biishiki」をスタート。「biishiki」ではメイクやスキンケアの動画レッスン、心が軽くなるコラム、魅力的なゲストとのトークラジオなど、選りすぐりのコンテンツを通して多くの女性の本質的な美を引き出している。近著は『自分の肌を好きになったら運命は変わる』など。HPはこちら

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