本連載では、ガイズ氏が語る「減量を持続させる小さな習慣」を、30日間にわたってご紹介していきます。 image via Shutterstock

スタンディング・デスクの最大の長所のひとつは、デスクから離れてまた戻ってくる動作が簡単になることです。(中略)私はスタンディング・デスクを使うと、エネルギーが高まり、頭がすっきりし、努力せずに生産性が高まることがよくあります。

(スティーヴン・ガイズ著『小さなダイエットの習慣』230ページより引用)

仕事中の「NEAT(非運動性活動熱産生)」として、実際にガイズ氏が愛用しているのが「ヴァリデスク(デスクの上にのせて、立って仕事ができるよう高さを調節できる台)」です。

座っていると代謝が低くなり、立っていると代謝が高くなる。代謝がよくなるとエネルギーも高まるとガイズ氏はいいます。アイデアを練るために、文字通り「一歩下がって」考えたり、ちょっとカラダを動かしたりするのも簡単。ガイズ氏のお得意は即興のダンスです。

ただし、「初日から一日中立ったままでいようとは思わないように。翌日にきっと後悔するから」とガイズ氏。最初は1日に1、2時間から初めて、徐々に仕事時間の半分くらいにまで増やすのがおすすめだそう。

また、スタンディング・デスクを使うときは、ひざをまっすぐ伸ばしたままにしないこともポイント。動いたり、踊ったり、重心移動をしたり、いろいろ体勢を変えるようにしましょう。まったく動かず立ちっぱなしでいるのはよくないとアドバイスしています。

小さなダイエットの習慣』(ダイヤモンド社刊)

9万部を突破したベストセラー『小さな習慣』の著者スティーヴン・ガイズによる、待望の第二弾。従来のダイエット本とは一線を画す、「太らないための思考を作り、太りにくいライフスタイルを習慣化」するための一冊です。ガイズ氏が実体験からつかんだ“小さすぎて失敗のしようがない”ダイエットの習慣を、1日ひとつお届けします。

スティーヴン・ガイズ/著者プロフィール

2004年より自己成長ストラテジーの調査と執筆を行っている。2011年にブログ「ディープ・イグジスタンス」を立ち上げ、ホワイト・ダウ・ブックスによって2012年の自己啓発ブログ第1位に選ばれた。「ライフハッカー」「マインド・ボディ・グリーン」「タイニー・ブッタ」「ビッグ・ザ・ブレイン」などの人気メディアに寄稿している。

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