アメリカで流行中、日本でも情報の早い人にはじわじわと浸透している 「CBD」をご存じですか?ストレスリリースのためや、リラックスしたいときに活用する人が増えているといいます。
先日行われた、最新のオーガニックコスメ&フードイベント「BIOPLE FES」でも関心が集まった、CBDとは?
そもそもCBDってなに?
image via ShutterstockCBDとは、ヘンプの茎と種から抽出された主要成分「カンナビジオール」のこと。最近では、WHO(世界保健機構)が「CBDに100近くの効果効能がある」と発表しており、多くの疾患への活用が研究されています。世界には約30万もの種類の植物があるといわれていますが、CBDはヘンプにしか含まれていない成分です。
日本では、ヘンプのなかでも特に精神に影響を及ぼす成分テトラヒドロカンナビノール(THC)が禁止されています。どちらも麻から抽出される成分ですが、CBDとTHCは、分子構造が異なるため、まったく別のものです。
以前の取材記事からもわかるように、良質なヘンプから抽出されるCBDは、人の心身バランスを保つのにアプローチしてくれるのです。
BIOPLE FESで見つけた4つのCBDブランドの、気になるアイテムをご紹介しましょう。
豊富なラインナップで、アスリートも支持
CBDティンクチャー30mL 500mg/11880円、CBDカプセル 30粒 25mg/16200円、CBDクリーム100mL 250mg/12960円(すべて税込)MEDTERRAは、CBDに造詣の深いメンバーによってカリフォルニアで起業されました。ケンタッキー州農業産業ヘンプパイロットプログラムの厳しいガイドラインのもとで栽培されたヘンプのCBDを使っています。
また、アメリカで多くのアスリートたちに支持されているブランドとして、成長を遂げています。ラインナップも、濃度ごとに選べるティンクチャー、クリーム、カプセルと豊富。
カプセルタイプで飲みやすい。胃腸の不調にも
リトリートオイルカプセル 250mg(60粒)9504円(税込)Elixnolは、日本のCBDオイルユーザーにもファンが多い人気ブランド。「CBDオイルを飲んだことがあるけれど、味が苦手」という人には、カプセルタイプがオススメ。胃腸の不調を抱えている人にもぴったりです。
遺伝子組み換えでないヘンプから、特殊な「超臨海CO2抽出法」によってCBDを抽出。必須脂肪酸オメガ3&6を含むオーガニックヘンプシードオイルをブレンドし、タピオカ由来の植物カプセルで包んでいます。
おしゃれなパケ&フレイバーつきで口当たり◎
CBDティンクチャー レモンライム 30mL 14580円、CBDティンクチャー ミント 30mL 14580円(ともに税込)ポートランド生まれのCBDブランド、gron。医療用大麻薬局を営んでいたクリスティンスミス夫妻が「CBDを摂る楽しさを提供したい」とスタートさせました。
中鎖脂肪酸を多く含むココナッツオイルをベースに、CBDを500mgと高配合し、レモン&ライム、ペパーミントといったオイルをブレンド。デザートやドリンクに追加しても味わえる、スタイリッシュなCBDティンクチャーを完成させました。
食べられるレベル! 100%オーガニックCBD
(左奥)ENDOCA ヘンプボディバター 100mL/18360円(税込)ENDOCAは、世界初のCBD会社としても知られ、業界のパイオニア的存在。ENDOCAのヘンプは北欧のオーガニック認定された土地で、「食べられる」グレードのヘンプを自社栽培しています。
また、すべての製造プロセスを徹底管理、第三者機関による検査で品質を保証しています。 ヘンプボディバターは、うっすらと緑色をしたボディバター。ホイップボディバターのため、ふわっとしたテクスチャーで、肌にのせるとスッとなじみます。
製品は、EUオーガニック認証を取得していて、メディカルグレード(医療レベル)のものを提供しているそう。
日本ではまだ認知度が低いですが、これからの時代に沿うウェルネスアイテムとして、CBDは期待の注目株なのです。