前回は、サーキットトレーニングによる運動能力やダイエットへのメリットをまとめました。今回も、スマートミラーを使った遠隔パーソナルジムMIRRORを設立したトレーナーのひとり、クリス・ライアンさんとともに、サーキットトレーニングの具体的な取り入れ方を紹介します。
自分が鍛えたい部分を中心に
改善したい自分の弱い部分はどこですか? 早く走るために大臀筋をもっと鍛えたい? それとも懸垂ができるように背中を鍛えたい?
自分の体のレベルと総体的な目標に基づいたワークアウトのメニューを考えて、とライアンさんは言います。
「上級者が心拍数を高めながら足や大臀筋を鍛える場合は、スプリットジャンプが適したエクササイズかもしれませんが、初心者にとっては、ベーシックなスクワットや1/4スクワットのほうが効果的かもしれません」
1分の運動を5〜10種類選んで
10分、15分、20分、30分とトレーニングの制限時間にもバリエーションがあるので、まず何分間行うのかを決めましょう。それから異なる筋肉に作用するエクササイズを5種類から10種類ほど選択します。
各エクササイズを1分間ずつ行うことからスタート。ひとつのサイクルが終わったら、トレーニングの制限時間いっぱい最初から繰り返します。飽きてしまわないように、各サイクルの中でエクササイズの順番を変えてもかまいません。
サーキットトレーニングのやり方
image via shutterstock上半身と下半身、およびコアに作用するサーキットトレーニング・ワークアウトを紹介します。全身を鍛えるために、下記のエクササイズのメニューの中からいくつか選んでうまく組み合わせてみてください。
トレーニングを始める前にウォームアップとして、ある程度ストレッチの時間を設け、終わりには90秒のクールダウンを行うようにライアンさんは勧めています。制限時間内にできるだけ多くのエクササイズを行いましょう!
道具:中〜重いダンベル1セット
時間:10分、15分、20分、30分、あるいは45分から選択
回数:各エクササイズにつき8〜12回、あるいは30〜45秒間
上半身を鍛えるエクササイズ
image via shutterstock プッシュアップ 二頭筋カール 三頭筋エクステンション ショルダープレス ロウ下半身を鍛えるエクササイズ
image via shutterstock スクワット ランジ ヒップスラスト デッドリフト複合型コンパウンドエクササイズ
image via shutterstock フロントレイズとラテラルランジ ハイプルとスモウデッドリフト Tプルとオルタネイト・リバースランジ ハンマーカールからオーバーヘッドプレス 足を持ち上げたフロアプレス ラテラルプランクウォーク筋トレは正しく効率的に
3ステップで簡単。お尻をキュッと引き上げる6つのエクササイズ
Tiffany Ayuda/Circuit Training Is the Total-Body Workout to Do When You Don't Have a Lot of Time/Maya A. Kishida(訳)