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10月は乳がん月間。克服した人はどうやって治療に前向きになれた?
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10月は乳がん月間。克服した人はどうやって治療に前向きになれた?

2019-10-09 21:00
    image via shutterstock

    がんは、誰もが関わる可能性のある身近な病気。

    アメリカ国立がん研究所(NCI)によると、成人男女が生涯でがんと診断される可能性は38%もあるのだそう。

    また、がんの治療はとてもつらいもの。病気の困難や挫折を乗り越えるためには、家族や友人の支えだけでなく、患者自身がポジティブであり続ける必要があります。

    乳がんと闘い克服した人たちは、どうやって人生の目標を定め、前に進む方法を見つけたのでしょうか? 11人の有名人の声を集めました。

    1. ジュリアナ・ランシック

    ジュリアナががんの診断を受けたのは2011年。最近、8年間再発を防げたことを記念して、お祝いをしました。

    『Glamour』誌でご主人とインタビューに答えたジュリアナは、介護者へのサポートも重要だと強調しました。

    「乳がんを患う女性を手助けする人への支援は少ないです。夫やパートナー、親、友人など患者の世話をする人は、自分に頼るしかありません。自分が何をしようとしているかもわかっていないのに」と語っています。

    2. シェリル・クロウ

    カントリーシンガーのシェリルは2006年、44歳のときに乳がんの告知を受けました。『Good Housekeeping 』誌のインタビューで、その経験を通して学んだことを明かしています。

    「ひとつは、大事にする人リストの一番上に自分を置くことです。もうひとつは、ノーと言っても大丈夫ということ。あなたに腹を立てたり不満を持つ人もいるかもしれないけれど、気にしないで。自分の声に従って自分を大事にすればいいの」

    3. ジュリア・ルイス=ドレイファス

    2018年、ジュリア・ルイスはツイッターでがんを公表しました。

    乳がんにかかる女性は8人に1人。今日、私もそのひとりになりました。幸いなことに、私にはすごく協力的で、思いやりのある最高の家族や友人たちがついている。そして、組合からの保険もあるわ。でも残念なのは、すべての女性が私のように幸運ではないということ。だから、あらゆるがんに立ち向かい、国民皆保険を現実のものにしましょう」

    現在は寛解期に入っており、乳がんへの関心を高めようと活動しています。

    4. シャナン・ドハーティー

    シャナンは2015年に乳がんと診断され、その2年後に再建手術を受けました。

    彼女はそのことを以前から公表しており、手術前には担当医と彼の奥さんと3人で撮った写真をインスタグラムに投稿しています。

    「ジェイ・オリンジャー先生と彼の美しい奥様ジョリーンとお食事。この人が今週私の手術をしてくれるのよ。だから一緒にディナーに行くのがいいと思ったの」

    5. リタ・ウィルソン

    歌手で女優のリタ・ウィルソンは、2015年に浸潤性小葉がん(2番目に多いタイプの乳がん)を患っていたことを明かしました。

    『ピープル』誌のインタビューで、彼女の病気を支えた支援体制に感謝の気持ちを述べています。

    「私は回復に向かっているわ。さらに何より重要なのは、完治する見込みだということです。なぜかって?早期に発見できたから、そしてすばらしい医師に出会えたからです。セカンドオピニオンを受けたおかげもあるわ」

    6. カイリー・ミノーグ

    オーストラリア出身でイギリスで活躍する歌手、カイリー・ミノーグは、2005年のツアー中に乳がんが発覚しました。

    乳がん研究財団(BCRF)のイベントに参加した際、がんの告知を受けた人に向けて、こうアドバイスしていました。

    いつも前向きでいるのは無理です。だから、落ち込んだときや心が沈んだときは、ありのままの自分を受け入れてあげて」

    7. ホダ・コットブ

    NBCの情報番組「トゥデイ」のキャスター、ホダ・コットブは2007年に乳がんと告知されました。

    離婚や転職も重なり、世間の注目を集めましたが、現在は回復しています。「もうこれ以上、1分も無駄にしたくない」とがん支援団体Cancer Connectのインタビューで思いを語っています。

    8. ピーター・クリス

    白黒メイクをしていないとピンとこない方も多いかもしれませんが、ロックバンドKISSの創設メンバーとして有名な彼は、2008年に乳がんの診断を受けています。

    「乳がんは女性の病気ですが(乳がん患者全体の)2%の男性がこの病気にかかっています。そのことを男性にもきちんと教育すべきです」と『USA Today』で訴えかけました。

    男性の乳がんへの認知度を高め誤解を払拭したいと、現在も啓発活動を続けています。

    9. オリビア・ニュートン・ジョン

    オリビア・ニュートン・ジョンは1992年に乳がん、そして2013年には肩にがんがあることが判明しました。

    2008年に健康情報サイト「Everyday Health」のインタビューで、最初の闘病生活について「家族と友人こそが回復に向かう鍵でした」と話します。その後、オーストラリアのメルボルンに、オリビア・ニュートン・ジョンがん&ウェルネス・センターを設立しています。

    10. グロリア・スタイネム

    活動家、フェミニスト、ジャーナリストなど数々の経歴を持つグロリア・スタイネム。

    1986年に乳がんと診断されました。手術を終え、現在はがんのない生活を送っています。HBOのインタビューで、病気が人生を与えた影響について話しています。

    「がんになった意味はあった。時間をもう少し大切にしなきゃと思うようになったの」

    11. ジュディ・ブルーム

    児童文学作家のジュディ・ブルームは、2012年6月に乳がんが発覚。自身のブログで、闘病を支える支援体制に感謝の意を示しています。

    「協力的な愛すべき人生のパートナー(夫のジョージ)がいる私は本当にラッキーよ。彼は本当にすばらしくて、病院の予約にはいつも付き添ってくれたし、私を常に楽しませてくれた。きちんと食べているか見守ってくれて、最初から最後まで安心感を与えてくれたわ」

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    Gretchen Lidicker/40 Inspiring Celebrities Who Have Opened Up About Battling Cancer/Seina Ozawa(翻訳)

    RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2019/10/200161pvn_cancer.html
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