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もっとキレイになれる! 心と肌を整える、洗顔3ステップ
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もっとキレイになれる! 心と肌を整える、洗顔3ステップ

2019-11-26 23:00
    朝と夜、1日2回のスキンケアタイムは、実は絶好のマインドフルネスチャンス! マインドフルネスとは、今の自分に集中し、気づくこと。客観的に観察する訓練でもあります。

    手で顔に触れるスキンケアは、「触れる」手、「触れられる」肌、双方の感覚を見つめやすく、「自分観察」にうってつけです。

    もし、毎日の洗顔や保湿のお手入れを面倒な「義務」と思っているのなら、もったいない! 3分でも、5分でも、10分でも気持ちを切り替えて、マインドフルネスタイムにしてみてください。

    慌てふためいている朝でも、気持ちが落ち着いて冷静に行動を始められます。ストレスでぐったりしている夜も、ココロのモヤモヤがすっきりしますよ。

    スキンケアにマインドフルネスを取り入れることで、美肌効果も。頭にぐるぐる渦巻いている懸念や妄想がいったん遮断され、穏やかなココロになるので、自律神経もととのって血流や代謝もアップ。使うコスメの効果も上がりやすくなります。

    茶の湯のように所作に集中。マインドフルネス洗顔

    クレンジング剤をなじませたり、ふわふわの泡立ち感じたり、お湯(水)の温度を感じたりする洗顔は、感覚に集中しやすく、マインドフルネスに入りやすいスキンケアです。

    Step1.

    洗面所やお風呂の中で、洗顔前「今からマインドフルネスを始めます」とココロで宣言。スマホはできれば遠くに置いて、着信音やバイブレーションが届かないようにしておきましょう。今までの流れに区切りをつけ、自分自身に意識を向けるスイッチを入れます。

    Step2.

    洗顔を始めたら、その行動をちくいちココロの中で実況中継してください。

    クレンジングなら、「クレンジング剤のボトルを手に取ります」→「フタを開けます」→「手に取ります」→「顔にのばします」→「なじませてメイクを浮かせます」→「ぬるま湯で洗い流します」。

    ソープなら「石けんを手に取ります」→「水を加えて泡立てます」→「顔に泡を置きます」→「泡で汚れを浮かせます」→「ぬるま湯で洗い流します」→「泡のヌルつきがなくなりました」→「タオルで水分をふき取ります」。

    とやっていることを客観的に解説する感じです。

    Step3.

    途中、フタが開けづらくてイライラしたら、そのことも実況中継。「嫌な感じがした」というように、単なる事実として実況中継

    また洗顔の行程の実況中継に戻りましょう。朝など、「時間がない!」と雑念が入っても、「急がなきゃと思いました」と頭に浮かんだことを実況中継します。

    【Point】
    洗顔は、急ぐとついゴシゴシ洗ってしまったり、すすぎ残したりして肌に負担をかけがちですが、マインドフルネス洗顔をすると、茶の湯のように所作に集中するので、失敗がなくなります。
    ココロここにあらずで急いで行うより、むしろ短時間で終了します

    五感を集中できる保湿ケアは、マインドフルネスにぴったり

    化粧水や美容液、乳液、クリーム、オールインワンコスメなど、どんなアイテムでケアするのもマインドフルネスに。

    心地よいテクスチャーや香りを感じられる保湿ケアは、五感を集中しやすく、マインドフルネスに入りやすいのです。

    Step1.

    保湿前、「今からマインドフルネスを始めます」とココロで宣言

    部屋で行う場合は、できればTVや音楽の音を消し、スマホも目に入らないところに置いて、着信音やバイブレーションが聞こえないようにしておきましょう。

    今までの流れに区切りをつけ、自分自身に意識を向けるスイッチを入れます。

    Step2.

    保湿を始めたら、その行動をちくいちココロの中で実況中継してください。

    化粧水なら、「化粧水のボトルを手に取ります」→「フタを開けます」→「手(コットン)に取ります」→「香りを感じます」→「肌になじませます」

    とやっていることを客観的に解説する感じです。

    Step3.

    各アイテムの最後に、「仰ぎづけ」を取り入れましょう。あごを上げて顔を天井に向け、手の重みを肌に預けるようにして、手のひら全体でハンドプレスします。

    与えたコスメをしっかりとなじみ、自然と胸が開くので、深い呼吸ができるように。よりココロが落ち着きます。

    Step4.

    途中、実はこの香りがあまり好きじゃないと思ったら、そのことも実況中継。「香りが好きではないと感じた」と、事実として解説し、また保湿の行程の実況中継に戻ります。

    たとえば、香りが好きでないものを選んだ自分にがっかりしたとしても、そのがっかり感すら見過ごさず、「香りが好きでないものを選んだことにがっかりした」と客観的に中継しましょう。

    【Point】
    マインドフルネス保湿をすると、肌の状態を過信せず、否定することもなく、客観的に見られるように。「ちょっと乾燥しているからクリームを足しておこう」と、すべきケアが見えてきます。
    それは、マインドフルネスによって、どんな自分も受け入れられようになるから。マインドフルネスでは、いいときも、悪いときもあるのが自然。
    ひとときとして同じ状態はないのが当たり前なのです。理想の美肌ばかりを追い求めないことが、ココロの平穏につながり、結果としてイキイキとした美しさにつながるのです。

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    イラスト/きくちりえ(Softdesign)、写真/image via Shutterstock

    RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2019/11/202922mindfulness_beauty02.html
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