股関節のインナーマッスルを鍛える
「お腹の奥」とともに使えるようになりたいのが、股関節のインナーマッスルである「深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん)」。KANAMI式バーオソルでは、この部分を「おしり下」と呼んでいます。
※解説のために体の片側のみに示している筋肉もあります「深層外旋六筋」は、股関節の外旋(がいせん・外に開くこと)に欠かせない筋肉です。きちんと機能することで骨盤全体に安定性をもたらします。
それでは、先に練習をした「お腹の奥」の引き上げにプラスして「おしり下」の引き締め感覚スイッチをオンにしていきましょう。レッスンのなかでも、ふたつを同時に意識する場面がよく出てきます。
「おしり下」の引き締めプラクティス
あお向けの状態で「お腹の奥」を引き上げる 坐骨を内側に引き寄せるイメージで「おしり下」を引き締める 引き締めたとき、脚が外旋(ひざが外に開く)していれば成功!Check!
坐骨を内側に引き寄せるような意識で!
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寝たままできる! パリジェンヌたちの体幹トレーニング KANAMI式バーオソル
1,436円
『寝たままできる! パリジェンヌたちの体幹トレーニング KANAMI式バーオソル』(日本文芸社)
バレエダンサーのために生まれたプログラムに、日本人の特性や抱える体の悩みに合わせてアレンジを加えた「KANAMI式バーオソル」。しっかりとした「体幹」と、しなやかな「柔軟性」を同時に叶えられる"身体矯正メソッド"です。ファンと選手をつなぐスポーツメディアサイト『ラブスポ』でもメソッドを紹介中。
KANAMI(かなみ)さん
バーオソルクニアセフメソッド®トレーナー、バレエダンサー、(株)Star Wisteria代表取締役。広島県生まれ。16歳よりフランス・カンヌ・ロゼラハイタワー・バレエ学校に留学。留学中にバーオソルクニアセフメソッドと出会い、創始者ボリス・クニアセフ氏の愛弟子であるジャクリーン氏より直接指導を受ける。その後、数々のバレエ団を経て、帰国。2020年1月、南青山に自身のパーソナルトレーニングスタジオをOPENした。
下半身が気になるときはチェック
※一部、著書の表記と異なる箇所がございます。