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2万人を導いた「ダイエットの神」流、楽しいことだけしてやせる方法
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2万人を導いた「ダイエットの神」流、楽しいことだけしてやせる方法

2020-06-09 18:00
    編集担当のTちゃんも、実は一緒にダイエットを頑張っています。が「続かないんです……。P子さんはいつ、スイッチが入ったのですか?」と質問がやってきました。

    確かに、いつだろう。はて? 思い返してみると、5回目でご紹介した「タイムマネジメント」を始めたときかしら??

    これ、実は重要なポイントでした。リピートアフターミー案件です。

    しているのはダイエットではなく、気持ちのいい生活

    多くのダイエットは、トレーナーがつくにせよ、自力でするにせよ「このメニューをこなしましょう」と、“ルールを決められる”ものではありませんか?

    今回P子が行っているダイエットは、食事の総量を減らしたり、おやつを和菓子に変えたりこそしていますが、基本的に「自分がやりたいこと(できそうなこと)」を自分で選んでいるということ。はい、ここリピートアフターミーですよ。

    タイムマネジメントを始めた時、神に「やりたいこと、やってみたかったこと、ワクワクすることを組み込んで、1日がめっちゃ楽しくなるスケジュールを作ってください」と言われました。それは運動でなくてもよかったのですが、P子は瞑想とヨガと散歩を組み込みました。長引く自粛生活で、さすがに運動不足が気になっていたので。

    「やってみたかったこと」というのもよかった。普段はやろうと思っていたのにできなかったことを、ワクワクする1日に組み込んでみよう、という気持ちになったからです。

    ダイエットの神・小山さん :

    つまり、1日のスケジュールを立てることも大事だったのですが、自分がやりたかったことを自分の意思で選んだ、これで無理なくスイッチが入ったんです。

    みなさんは、「やる気スイッチ」がどこにあるかご存知ですか? 実は、脳の世界ではもう解明しています(P子は脳ネタが大好き)。

    やる気スイッチは脳の「側坐核(そくざかく)」という場所にあります。場所の名前は覚えなくてもいいのですが、大事なのはどうすればスイッチが入るか。それは、「やる気がなくても、とりあえずやり始める」ことなのです。

    部屋の掃除がしたくないときは、まずひとつでもゴミを拾う。企画書を書きたくなくても、まずパワポを立ち上げる。ダイエットをスタートしたいのにできないときは、何でもいいからひとつやる。できれば、健康に寄与するものがおすすめです。

    そこで「あれ? ちょっと気持ちいいかも」と体感すると、そこでスイッチが入るはずなんです。実は、しているのはダイエットではなく、気持ちのいい生活なんですね。ダイエットをずっと続けると思うと大変そうだけど、気持ちのいい生活なら一生続けたい。

    ダイエットの神・小山さん :

    適度に体を動かすこと、食べすぎないことは本来、人間が心地いいと感じることなんです。現代病(運動不足と過食)から抜け出すために、自分なりの快適ポイントを見つけて、実践して、快適だと感じること。これで“やせサイクル”に入っていくわけです。

    振り返りはダイエットの質を上げる

    さて、ここまで連載8回となりましたが、これまでのことを振り返ってみたいと思います。「振り返り」は、ダイエットのみならず、人生の質を上げるのだそうです(by神)

    まず、最初にストレスマネジメントを学びました。ストレスホルモンは食欲を増進させてしまうからです。そのために、「(1)口角を上げる」「(2)ちょうどいいを口癖にする」「(3)健康のための小さな習慣を始める」という宿題を出されました。結局、P子は毎朝の瞑想(宿題(3)に歩く瞑想があり)が自分には合っていて、それを続けています。

    次に、自分の毎日を記録。これは大分端折ってしまい、神に毎朝の体重と食事の写真を送るのみ。でも、食事は意識せざるを得ないし、毎朝体重と向き合う習慣は悪くないと思います。ただし、他人と比較せず、自分の変化として見ること。毎日だとあまりにも微減でがっくりしますが、実はもう5.5kgもやせました

    そして神が「1000%やせます」と断言した5つのメニュー。これはもうすっかり習慣化しました。「どうしても習慣化できない」という人は、やりたくないことをやっている可能性があります。何度も言いますが、「あ、これならやりたい」と思う、アリのような小さなものでいいので探してみましょう。

    少しでも体を動かすと「何かスッキリしたかも」と思うかもしれないし、散歩に出かけると「あー気持ちいい!」と感じるはず。腹8分目で食事を終えると、胃のもっさりした感覚がなくなる。それを体感できたときが、やる気スイッチが入ったときです。

    完璧にこなす必要もありません。P子もインスタライブトレーニングさぼることあるし、雨の日は散歩に行かないし、『愛の不時着』観てた時は3日間、家から1歩も出なかった(笑)。それでもいいんです。ダイエットの極意は、結果を出すことではなく、継続することだから。

    最近、パーソナルトレーニングがつらいときは、北の軍人になった気分で(不時着の観すぎ……)頑張っています。これ、けっこうマジで。

    「ライターP子 人生最後のダイエット −12kgの道」をもっと読む

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    小山圭介(こやま・けいすけ)さん
    ダイエットトレーナー&メンタルコーチ。一生もののやせ体質を手に入れる「やせ脳」メソッドや、一瞬でくびれを生み出すバスタオルダイエット法など、話題のプログラムを多数リリース。プロデュースしたダイエット・美容アイテムは累計5万個以上を売り上げるベストセラーに。現在は商品開発や書籍監修、企業のコンテンツ開発、トレーナー育成など幅広く活躍中。「ダイエット王子」としてメディアからも注目を集める。ダイエットオンラインサロン「小山圭介のダイエット革命」運営中。

    イラスト/古荘風穂

    RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2020/06/214148diet_08.html
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