わたしたちの心地よい暮らしに役立つもの、わたしたちが暮らすうえで積極的に選びたい、社会や環境に優しい商品、みんなにとって気持ちがいいアイテムやサービスを、編集部がピックアップする連載「Editor’s Pick」。

今回は、本日2021年2月2日に発表されたスニーカー「ナイキ ゴー フライイーズ」。着脱時にかがみこむ姿勢が不要となる画期的なモデルです。

唯一無二の2パーツが、足だけでのスムーズな着脱を実現

だ〜〜〜〜っ!!!

という叫び声を、スニーカー着脱時に上げたことはありませんか? わたしは、あります。急いで出かける朝、予想外に靴を脱ぐ必要が生じた飲食店の靴置き場、酔っ払って帰った玄関などなど。

でも、スニーカーの踵入れや紐結び&緩めのために叫ぶ必要は、今後、なくなりそう。2021年2月2日、「ナイキ」から、革新的なシューズがお披露目されたのです。その名は「ゴー フライイーズ」

特許出願中の双安定性ヒンジとミッドソールのテンショナー(張力調整装置)によって、手を一切使わずに着脱することができる「ナイキ ゴー フライイーズ」14,300円(税込)。「いつもはシューズを履くのにとても時間がかかります。これがあれば、足を入れて、そのうえに体重をかけるだけで大丈夫」(車いすフェンシングチャンピオンのベベ・ヴィオ選手)。

双安定性ヒンジ(ちょうつがい)と、柔軟な張力調整装置という特徴的な2つのディティールを採用したことで、開口部を大きく開いたときも、閉めたときもシューズを安定した状態に保つことができ、足だけでのシューズ着脱がイージーに。

ご覧ください、このスポスポッと履けて、クイクイっと脱げる様子を。なんというスムーズさ! 近未来感すら漂っています。

この新シューズは、障がい者も紐を結ばず簡単に履くことができるモデル「フライイーズ」の進化版にあたり、完全なるハンズフリー。障がい者に限らず、大きなお腹でかがみづらい妊婦や、コロナ禍で足元にあまり触れたくない人にもお薦め。あらゆる人のリアルな生活に寄り添ってくれる、新しいテクノロジーです。

ちなみに、本作のインスピレーションの1つとなったのは、日本の靴を脱ぐ文化なのだそう。この名品が生まれた背景に、日本のカルチャーがあるのかと思うと、より親近感が湧いてきますね。

着脱時の苦悶の叫び声がなくなる代わりに、周囲から驚きの「えっ!?」という声が上がりそうなゴー フライイーズは、2月15日より一部のナイキ メンバーに招待制で発売が開始され、2021年後半に一般販売予定。自分の足で試すのを、お楽しみに!

ナイキ

電話:0120-6453-77(NIKEカスタマーサービス)

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