旬の野菜を、おしゃれに、おいしく。シンプルなステップで作れるレシピを料理家・松本日奈さんに教わる連載「野菜をひと皿」。

今回はちょっと趣向を変えて、野菜をよりおいしく食べるには欠かせない「ドレッシング」を3種類ご紹介。覚えておくとサラダのバリエーションが広がり、野菜のグリル、肉料理や魚料理などにも使いまわせて便利です。

カルパッチョにも合う「オリーブオイルドレッシング」

スライスしたマグロとラディッシュをドレッシングの半量で和え、器に盛りつけたら、刻んだドライトマトのオイル漬けと残ったドレッシングを回しかける。

<材料(作りやすい分量)>
レモンEX.V.オリーブオイル… 大さじ2(EX.V.オリーブオイルとレモンの搾り汁でもOK)
白バルサミコ…大さじ1
塩…小さじ1/2
︎柚子胡椒… 小さじ1/2
※すべての材料を合わせてよく混ぜる

どんな野菜もおいしくするオリーブオイルベースのドレッシングは万能選手。カルパッチョなどの魚料理にも相性抜群です。

永遠に食べられる「シーザーサラダドレッシング」

レタス、スライスした玉ねぎとマッシュルーム、軽くグリルした舞茸をドレッシングで和え、ゆで玉子などをトッピング。

<材料(作りやすい分量)>
にんにく(すりおろし)…小さじ1/3
マヨネーズ…大さじ1
牛乳…大さじ2
粉チーズ…15g
はちみつ(お好みで)
レモンEX.V.オリーブオイル(EX.V.オリーブオイルとレモンの搾り汁でもOK)…大さじ1と1/2
白バルサミコ…大さじ1
塩…ひとつまみ
こしょう…適量
※すべての材料を合わせてよく混ぜる

おいしくていくらでも食べられてしまいます。以前ご紹介した「玉ねぎの白バルサミコ漬け」を使うと、さらにおいしくできますよ。

ベーコンさえあれば。簡単「ホットサラダドレッシング」

食べやすい大きさに切った水菜、せん切りにした大根で作ったサラダ。アツアツのドレッシングで、かための野菜でもしんなり食べやすく。塩抜きしたケッパーやマスタードを加えても。

<材料(作りやすい分量)>
ベーコン…100g
白バルサミコ…大さじ2
EX.V.オリーブオイル…大さじ2
塩・こしょう…各適量

<作り方>
(1)1cm幅の細切りにしたベーコンをフライパンでカリカリになるまで炒める。
(2)そこへ白バルサミコ、オリーブオイル、塩・コショウを加え、ひと煮立ちさせる。
(3)野菜の上からかけて全体をよく混ぜあわせる。

この連載ではおなじみの「白バルサミコ」を使ったホットサラダのドレッシングです。白バルサミコのやさしい甘さが引き立ち、オイルを熱して作るホットサラダよりもさっぱりといただけます

松本日奈
料理家。オリーブオイルをはじめとした南仏の調味料ブランド「ラ プティット エピスリー」目黒本店の料理教室などでシンプルで飽きの来ない料理を教えている。インスタグラム
<お知らせ>松本日奈さんによる6月のお料理教室が予約受付中。詳しくはこちらをご覧ください。

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