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1人分100円以下の材料で。「伝説の家政婦」志麻さんが、毎日の料理をおいしくするためにしていること
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1人分100円以下の材料で。「伝説の家政婦」志麻さんが、毎日の料理をおいしくするためにしていること

2021-06-16 18:00
    いま家計の悩みとなっているのが、「コロナ禍で以前よりも食費がかさむ」という問題です。節約したいと思う一方、外食がしにくくなった分、家での食事を大切にしたいという気持ちもある……。

    そんなモヤモヤを軽くしてくれたのが、『志麻さんのベストおかず プレミアムなほぼ100円おかず編』(扶桑社)。なんと1人分100円前後という低予算で、「伝説の家政婦」こと志麻さんの味が再現できるというのです。

    「我慢しない節約レシピ」が生まれた理由

    ご存じ「伝説の家政婦」こと、著者のタサン志麻さん(写真/難波雄史)

    フレンチのシェフとして研鑽を積んだ後、「より自由で大らかなフランス家庭料理のエッセンスを伝えたい」と家政婦に転身したタサン志麻さん。「予約の取れない家政婦」として有名になった今もお宅を訪ね、各家庭のリクエストにこたえながら料理をしているそう。本書の「我慢しない節約レシピ」というテーマは、そんな志麻さんの家政婦としての経験から生まれたものです。

    予算は家庭によってさまざまですが、少ないからといって寂しい料理になるかといえばそんなことはありません。お料理をおいしくしたり、華やかにするコツはちょっとした工夫だと思います。たとえばメインとなる食材が少なかったとしても、ボリュームのある食材と組み合わせたり、ソーセージなどの加工品や缶づめだって立派なメイン食材になったりもします。

    (『志麻さんのベストおかず プレミアムなほぼ100円おかず編』3ページより引用)

    本書のレシピは、1人分にかかる主な材料費の税抜き価格を計算し、100円台以下になるように抑えたものばかり。おかずなら80円以下、おやつなら30円以下でできる「超節約」レシピもあります。

    材料費を抑えてもおいしく、「これはどんな味なんだろう」とワクワクさせる新鮮味があるのは、おなじみのカレールウを“スパイシーな肉のソース”として使ったり、ピーマンの肉詰めなら肉ダネの詰め方を変えてアレンジしたり──といった「ちょっとした工夫」の賜物。以前よりも家で食べることが増え、食事の用意が大変だと感じる作り手が、「少しでも楽に、楽しくなるように」という志麻さんの願いが込められた本なのです。

    「7大節約食材」も志麻さん流でおいしく、華やかに

    豚こま切れ肉を使った一品。他にも身近な食材のレシピがたくさん紹介されている(写真/難波雄史)

    パラパラとページをめくると、低予算とは思えないカラフルでボリュームたっぷりな料理がたくさん。豚こま切れ肉・鶏胸肉・鶏モモ肉・ひき肉・サバ缶・卵・豆腐の「7大節約食材」を使ったおかずはバリエーションが豊富で、レストランのメニューに登場しそうな華やかさがあります。

    本書によると「志麻流100円レシピ」をおいしく、手間なくつくるには幾つかのポイントがあるとのこと。肉と野菜を別に調理するのもそのひとつです。

    肉と野菜は、別々に火をとおすことがおいしさのコツ。煮込みの場合は、うま味が逃げないように肉に焼き目をつけてから、野菜を炒めて汁気をたしたところに戻す、が鉄則。

    (『志麻さんのベストおかず プレミアムなほぼ100円おかず編』6ページより引用)

    火にかけるだけの煮込みは比較的作りやすい料理ですが、肉が固い、野菜がグズグズになるなどイマイチな仕上がりになることも多いもの。確かにこれなら、肉も野菜もいい状態で仕上げることができそうですね。

    揚げ物はすべて「揚げ焼き」で。最適温度を逃さない

    少なめの油でカリっと揚げて、チーズが香る軽やかなフライに(写真/難波雄史)

    「ごちそう」感たっぷりのフライやコロッケも登場しますが、油をたくさん使う必要はなく、すべて「揚げ焼き」でOKとのこと。パチパチという音をよく聞きながら揚げるのがコツです。

    最初からパン粉をひとかけ落としておき、パン粉がぷくぷくと油の中で動きだしたら、油が温まった合図。揚げているときは「パチパチ」と音が鳴っている状態が最適温度。これを保つようにして。

    (『志麻さんのベストおかず プレミアムなほぼ100円おかず編』7ページより引用)

    本書の表紙にもなっている「ミラノ風カツレツ」は、本場イタリアでは仔羊を使うところを、手軽な鶏胸肉でアレンジしたもの。めん棒を斜めに振り下ろし、よく叩いて薄くのばすことで、肉の分量が少なくてもお皿いっぱいにドーンと広がる感じを楽しむことができるそう。食感もサクサクになって一石二鳥です。これが1人分158円で作れるとはとても思えない、イベントにもぴったりの一品。

    「キャラメルバナナケーキ」はホットケーキミックスを使って簡単&お手頃。さらにおいしいのが志麻さんのレシピ。(写真/難波雄史)

    さらに食後には、1人分50円でできるホットケーキミックスを使った「キャラメルバナナケーキ」を出せば、大満足の食卓になる気がします。

    味や満足感を我慢しなくても、「節約」できることを教えてくれた志麻さんに感謝。毎日のおかずからおやつまで、家計を守る特効薬になってくれそうな一冊です。

    知識が増えれば楽しくなる

    有元葉子さん直伝「今さら聞けない料理のこつ85」

    まとめ買い対策&食費節約にもなる「下味冷凍」

    志麻さんのベストおかず プレミアムなほぼ100円おかず編

    1,100円

    志麻さんのベストおかず プレミアムなほぼ100円おかず編

    RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2021/06/tassin-shima-100yen.html
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