最近、欧米で話題になっているのが、「グルテンフリーダイエット」。小麦やライ麦、大麦に含まれるタンパク質の一種「グルテン」を抜くダイエット法で、ミランダ・カーや歌手のマイリー・サイラス、クリントン元大統領ファミリーなど、多数のセレブが実践していることから注目を集めています。


集中力もアップする!? グルテンフリーダイエットの特徴

他のダイエット法と違うのは、単に体重が落ちるだけでなく、肌がキレイになって、集中力がアップするという点。グルテンを摂取すると腸が炎症を起こして肌荒れに結びついたり、血糖値が急激に上下する影響でカラダがだるくなったり、精神的に不安定になってしまいがちなんだとか。

そもそも、このグルテンフリーダイエットは、グルテンアレルギーの患者が行なっていた食事療法。試しにグルテンを抜いてみたら体調や精神状態が良くなるケースが多かったことから世界中に広まったと言います。

日本では聞きなれないグルテンアレルギーですが、アメリカでは現在、約133人にひとりが重度のグルテンアレルギーであるセリアック病、約20人にひとりがグルテン過敏症なのだそう。グルテンがやっかいなのは、中毒性があること。食べれば食べるだけ食欲を刺激し、もっと食べたくなってしまうと言います。

実は私も思い当たることがあるのですが、あなたはどうですか?

4個以上あてはまるNG!? グルテン依存症診断

・朝はご飯よりパンを食べたい
・食事をパスタやラーメンなど、一品だけで済ませがち
・メニューに迷ったときは麺類を選ぶことが多い
・ケーキやドーナツなどの流行スイーツは必ず試す
・話題のイタリアンレストランはチェックする
・おいしいパン屋情報には自信がある
・パンケーキブームは正直、嬉しい
・外食では和食やアジア料理より洋食のほうが好き
・お好み焼き、たこ焼き、うどん。粉ものに目がない

グルテンフリーダイエットの方法はいたってシンプル。単純にグルテンをカットすればいいのです。でも、何にグルテンが入っているのかわからないという場合は、元ミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントを務めていたエリカ・アンギャルさんの新著「グルテンフリーダイエット」(ポプラ社)を参考にしては? 

エリカさん自身、15年前から実践していた方法だというだけあって、食事のアドバイスがわかりやすくまとめられていますよ。

photo by Thinkstock/Getty Images

(おりはらやすこ)

RSS情報:http://www.mylohas.net/2013/05/029579gluten_free.html