今回は、首のシワやたるみの原因と予防ケアについてご紹介します。首を見ると年齢がわかる、なんて言われるほど、アンチエイジングに気を使いたいのが「首」です。
食べ物で乾燥しづらい肌をつくろう!
首にシワがよる理由にはいくつかありますが、一番の理由は乾燥です。乾燥対策には、「エキストラバージンオリーブオイル」や「ココナッツオイル」「アボカド」などの新鮮な植物オイルの摂取を日常的に心がけて、体内から乾燥しづらい肌をつくることが大切です。
スキンケアはリンパの流れに沿って優しく!
そして、毎日のスキンケアの際には、首やデコルテも顔の一部と捉え、ハーブの効能たっぷりの手作りコスメや、オーガニックコスメの化粧水やオイル、クリームをデコルテまでしっかり伸ばします。
首に塗布する際には、優しく上から下に、リンパをゆっくり動かすようになでる、緩やかなマッサージは欠かせません。首はたくさんのリンパが集まっている場所です。リンパの流れが悪くなると、老廃物が溜まり、肌の老化の原因となります。顔の老化を防ぐためにも、首のリンパの滞りを少なくすることは、とても大切なのです。
不思議なパワーが宿る「手」の温もりでさらに効果アップ!
そして、しっかりクリームを塗布した後には、手をこすり合わせて暖かくした後、首をゆっくりと温めてみてください。手には不思議な力が宿っていて、お腹が痛いときに手を当てていると、自然と痛みがなくなったりしますよね。
古代の人は、手からでる愛のエネルギーを知っていて、『御手当』や『手あて療法』という名前が日本でも残っているほど。手から伝わる暖かい温度でクリームもじっくり浸透しますし、リンパの流れもスムーズになるので、とても効果的です。
そして、ゆっくり温めることで、自分自身で日頃の疲れやストレスを癒し、ホッと安心するような、自分を愛する大切さを思い出す優しい時間を作ることができます。
枕の高さもポイントです!
そんなネックケアの時間を作った後の就寝は、きっと安らかで良質な眠りにつくことができるはず。就寝時には、寝るときの姿勢や使う枕がシワの原因を作っていることもありますから、高すぎる枕を使っていないかどうかのチェックも大切。
タオルを丸めて首の下に入れると、自分にあった高さになりますので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
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(立川奈緒子)