野菜を漬け込んで、簡単にぬか漬けができるぬか床。でも、ぬか床作りは大変です。

ぬか床は、ぬかと塩と水などで作りますが、1日2回くらいかき混ぜてぬか床全体を空気に触れさせることで、うまく発酵させられるという日本古来の漬け物床。基本、漬け込まないときでも、混ぜないといけないため、何かと時間に追われる現代人には敬遠されがち。


かき混ぜる必要なしのぬか床パック

だけど、「挑戦してみたい!」という人におすすめなのが、「我が家のかんたんぬか床」。これは、熟成したぬか床がパックになっているもの。茄子やセロリ、みょうがやにんじんなど好きな野菜をパックに漬けるだけでぬか漬けができます。

最大の特徴は、毎日かき混ぜる必要がないこと。かんたんぬか床の乳酸菌は、雑菌などの繁殖を抑えながら低温で発酵します。過度に発酵しない特性により、混ぜる必要がないそう。これなら、面倒なことも必要なく、気楽にぬか漬けを楽しめそう。


生野菜を食べるよりビタミンB群が摂取できる!

ぬか漬けは野菜を美味しくし、栄養価を高めてくれます。しかも、発酵食品。ぬか漬け特有の酸っぱさは、ぬか床で乳酸菌や酵母が増殖、発酵されることで醸し出されるものなんです。

ぬか漬けの乳酸菌は、植物性乳酸菌。これは胃酸に負けることなく、生きた乳酸菌が腸まで届く乳酸菌です。またぬか漬けの場合、ぬかの栄養素が浸透するので、野菜を生で食べるよりビタミンB群が多く摂取できるほか、食物繊維も凝縮されるため、少ない量でしっかり食物繊維を摂ることができるのも魅力。

野菜だけでなく、豚肉や魚などを漬けてもOK。発酵食品を気軽に作ることができます。これから暑くなると食欲が落ちてきますが、ぬか漬けがあれば、ごはんを美味しく食べられそうです! 

世田谷自然食品,乳酸菌の効果

photo by Thinkstock/Getty Images

(高田薫)

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