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通勤中でもできる! 心まで整う、ヨガ流・姿勢の正し方
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通勤中でもできる! 心まで整う、ヨガ流・姿勢の正し方

2013-08-28 13:00

    ヨガをはじめたばかりの生徒さんから、「どれ位の頻度でレッスンに通えば効果的ですか?」という質問をいただくことがあります。もちろん"毎日!"と、お答えしたいところですが(笑)、ヨガばかりに時間を費やせないのが現状ですよね。

    そこで、日々忙しく暮らしている(そして、お疲れの)みなさんにおすすめしたい、ヨガとの向き合い方をご紹介します。

    その1:ヨガスタジオのレッスン

    レッスンの参加は、週に1回以上がベター。筋肉や体の各組織が運動の効果を記憶しているリミットは約1週間が限度。ヨガの効果を体が忘れることがないように、週に1回はスタジオに足を運び、レッスンに参加することがおすすめ。

    ~スタジオレッスンの利点とは?~

    レッスン全体の流れや、様々なポーズが学べる。個人の体に合せたポーズの修正や応用、怪我に応じた対処法のレクチャーもあり。大勢でヨガを行うことで"場"のエネルギーが高まり、ひとりでは維持することが難しい、モチベーションを引き上げることにも。

    その2:ホームプラクティス

    最近はヨガの書籍や、レッスンDVDが数多く販売されているので、自宅でも本格的なヨガが可能になりました。スタジオに行けない日は、呼吸法+ヨガポーズを2~3種類、時間にして15分~20分程度の短いプラクティスでも確かな効果が得られます。

    ホームプラクティスの利点とは?~

    人目を気にせずにいつでも気軽に行えるのが魅力。リラックスした環境は、瞑想的な集中に導きます。ある程度のヨガ経験を積むと、その日の自分の体調や気分にあわせて、快適な目覚めのサポートや、安眠への導入をセルフコントロールできるようにも。

    その3:気がついた時にいつでも

    毎日の暮らしの中にヨガのテクニックを染み込ませることで、心身の状態が格段に変化していきます。その入り口として意識したいのが、一番身近にある"姿勢"。姿勢が整うことで、内臓機能や全身の筋肉組織、さらには呼吸組織までが整い、心身を快適な状態に導きます。

    <実践編>

    気がついた時にすぐできるヨガポーズ『山のポーズ』(Tadasana /ターダ・アーサナ)
    ※サンスクリット語で「ターダ」は「山」を表し、"山のようにしっかりと直立する"という意味を持つ、全ての立ポーズのスタートライン。

    ◆やり方
    (1)両脚の親指の付け根と、内くるぶしを軽く合わせて立ちます。

    (2)(目を閉じて)足の裏に意識を持ち、つま先とかかとの間で体重移動を繰り返しながら、バランスの取れる場所を見つけ、そこに重心を置きます。

    (3)両脚の伸びを感じ、下腹を引き締めて骨盤を安定させたら、頭頂を天井の方へと引き上げるイメージで背筋を伸ばします。

    (4)(目を開き、前方のかなたを見つめる)ひと息ついたら、肩の力を抜き、耳から遠く離します。

    (5)軽くあごを引き、首を長く伸ばします。

    (6)最後に、足の裏でしっかりと大地を踏みしめることで、踏みしめるのと同じだけのエネルギーが、背骨を通って上昇するのを感じます。

    (7)全身を巡る心地の良い呼吸とともに、不動なる自分の存在を味わいます。

    美しい姿勢をキープするために活用する、背中・お尻・太もも・ふくらはぎの筋肉は『抗重力筋(こうじゅうりょくきん)』と呼ばれ、その名の通り、これらは地球の重力に抗うための筋肉。鍛えることで溌剌としたボディラインを培い、さらには、心を平穏に保ために必要な脳内伝達物質「セニトロン」の分泌を活性化するという優れた効果もあります。 

    ヨガは、"気がついたときが、チャンスタイム"。 お仕事中や家事の合間に、外出先でも電車を待つ駅のホームや、交差点で信号が変わる合間などにこっそり行っても◎。たったの1分間、正しい姿勢と意識的な呼吸の癖づけをすることで、効果的に働く美しいボディラインと、溌剌とした健やかなマインドを目指しましょう!

    (村上華子)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/08/032383post_2322.html
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